気分がなんだかすっきりしないこと、ありませんか?
最近はテレビをつけても、ヤフーニュースを観ても、出てくるフレーズは同じ内容ばかり。国民の財産である土地で値引きしてもらっていたこと、キムさんがお亡くなりになったことなど。テレビがついていれば、関心がないわけではないので、ついつい見入ってしまいますが、気分転換にはなりません。長い時間観ていれば、うっかり自分で考えることをストップしてしまいそうになります。
いかんいかん。そうだ!こんな時は本を読もうと思いつき、家にある本を読みました。
西加奈子さんは皆さんもよくご存じの直木賞作家です。小説はもちろん面白いのですが、エッセイも本当に面白いです。大阪弁で書く、本音ばかりのエピソードです。終始、笑いながら読みました。
松浦弥太郎さんは、暮らしの手帖の元編集長です。この本は、仕事に対する姿勢についての話でした。自分の行動を思い出しながら、ゆっくり読みました。
「企業はどんな人材を求めているか?」
それは、「自己主張の頑固な押しの部分と相手を受け入れる引きのバランス感覚が良い人である」。人の話を全部きちんと聞ける柔軟性がありながら、センス良く、相手に不快感を与えない程度に自己主張する。
確かに、社内の人間に対しても、取引先の方に対してにでも必要なものです。相手を思いやり、相手の背景を想像しながら、仕事を進める。
こんな風に私もなれたら、と思いました。
(株)泰栄企画 工藤でした 🙂