月別アーカイブ: 2018年1月

2018年01月31日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 北条時頼と佐野源左衛門常世

北海道や北陸地方は 勿論の事、北関東まで 大雪でした。
雪に関する逸話は沢山ありますが、私は【佐野源左衛門常世】の話が好
です。鎌倉時代中期、執権北条時頼は 関東武士の生活や、謀反の状況
を、調べる為僧の姿で、諸国を歩きました。下野の国佐野庄(現在栃木県
佐野市)で、大雪に会い通り合わせた 佐野源左衛門常世宅で、一夜を
過ごしました。常世は、見ず知らずの僧を持てなし、粟のかゆで迎え
盆栽を割って囲炉裏で体を温め 語り合いました。私は一族に騙れ
領地
を失ってしまいましたが、鎌倉に変が有るときは、いざ、鎌倉と一番先
に、駆け付けると、決意を述べました。時頼は、鎌倉に帰り 鎌倉御家人
や、常世の 忠誠心を計るため 諸国の軍勢を召集しました。
みすぼらしい兜と、やせこけた馬に武士たちの嘲笑の中、幕府の役人の
呼び出しに、恐る恐る進み出酢と、どこかで聞いた声で、近こう、近こう
と、将軍に呼ばれ、よく見ると あの雪の日に一夜を明かした、お坊さん
でした。びっくりしている常世に、執権北条時頼は、約束を守った常世を
褒め、一族に奪われた土地の返却、一晩中燃やした薪代と、鉢植え代と
上して野の国の松井田庄、越中の国の櫻井庄、敦賀の国の梅田庄を与え、
お気に入りの馬 一頭を与えたと言う事です。
見知らぬ旅人を、心から持て成し、どんな身分かも解らないのに、大切な
盆栽を燃やして 温めてやった、常世の行為に感動しました。
フレンズ  小林

 

2018年01月27日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 冬の雷鳥どうしているでしょうか。

春夏秋冬と生きぬ為に 羽の色を変え雪の生き抜いている忍者みたいな
鳥、皆さんご存知の雷鳥です。本州中部2300m以上の高山に生息する、
キジや、鶏の仲間です。氷河時代の遺存種で、特別天然記念物に指定さ
れています。真冬は 目の周りを除き、真っ白に 夏は岩と同じような
あざ黒いざらざらした毛に。熱効率から言ったら、冬と夏が逆になれば
良いような気がします。しかし、厳しい自然の中では 天敵から、身を
守ることを優先します。いくら 熱効率が良くても 白い雪の上で
たどんのような 黒い羽根では キツネや、テンの餌食になるのは
必定しょう。所でライチョウが極寒の高山で 平気でくさせるのは、
羽毛に有ります。一見、木の葉の様な羽根の筋の中には 空気を入れ
羽小板は、鍵状の突起が有り、隣の羽小板と 固くくっ付いて空気が
漏れません。その下には 綿毛が無数にあり、体温を保っています。
鳥はいつでも飛べる様に 体温を40℃に給っています。尚且つ足には
綿毛が密集しているので寒さには平気です。雷鳥の学名は(ラゴプス)
兎の足ち言う意味だそうです。(柴田鳥類研究室長参照)
北アルプス爺が岳の雷鳥は、30㎝の雪洞にいますが、アラスカの
研究者は―30℃の外気温の時 雪洞中はー1.6℃と言っています。
雪の中が温かい事 をライチョウは とっくに知っていたのです。
フレンズ  小林

2018年01月26日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 忘れる楽しさ。

10代頃までは、いろいろなことを 覚える事に全力を尽くしました。
歴史上の有名な人物、ルート計算や、円周率の 暗記方法などなど
今思えば、役に立たないようなことばかりでした。試験の為でしょうね。
記憶容量が多かったのでしょう。今は 昨日読んだ本の内容まで
忘れてしまいます。トイレに眼鏡を忘れ、買い物に行って買ったものを
忘れ、携帯を忘れ、挙句の果てに 友達との約束を忘れる始末です。
でも、ある時 加藤秀俊さんの本を読んで、忘れる事の楽しさを学びま
した。会社を定年退職したり、経営を他の人に譲った後、細かい事を
記憶する必要が無くなるのです。小切手の支払日、上司にレポートを
提出、得意先との 価格の交渉をすることもないのです。
ボケたら、ボケたなりに脳をを、真っ白にして、誰に怒られる事もなく
堂々と行けていけばいいのです。職場のストレスから、解放され、人間
本来の自由を 取り戻せるのです。さあ、高齢者の皆さん 忘れる事の
楽しさを十分味わってください。(加藤秀俊先生はこう言っています)
ちょっと、寂しいですかね。フレンズ  小林。

2018年01月16日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) ミツバチの眠り

 朝起きるのが辛い毎日です。この寒さの中で 昆虫たちはどうしている
のでしょう。一般的には、卵、幼虫、蛹、成虫と、成長していきますが
あの働き者の代表の、ミツバチには、どこで 眠っているのでしょう。
いえ、ミツバチは、眠っていないそうです。
女王バチは春~最盛期には 一日2000個くらいの卵を産み、眠る時間は
ありません。冬季は3か月ほど 産卵はお休みしますが、働きバチに取り
囲まれて眠っていません。4月~8月ころまで活躍するオスバチは 秦女王
バチと交尾する以外 巣の中をウロウロしていて、眠っていません。
働きバチは、巣の掃除をしたり、蜜や、花粉を運び、花粉のありかを知ら
せる、収穫ダンスをしたりして、眠ったところを見たことも無いそうです。
(岡田和一農学博士参照)つまり、ミツバチに関しては、眠りの無い昆虫
と言う事です。冬季は、女王バチを中心に 蜂球を作って、数千匹が
固まって越冬し 蜂球の温度は、30℃位温かく とても快適だそうです。
女王バチの寿命は 3年~5年、働きバチは、3か月くらいです。
働き通し働いて、3か月の寿命 少しかわいそうな気がします。
はちみつは 大切に、良く味わって、ミツバチに感謝し、頂きましょう。
フレンズ  小林

 

 

2018年01月12日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 本格的な寒さになりました。

北陸、東北、北海道と 大雪が降っています。
キタキツネはこの雪の中、どうしているのでしょう。今週いっぱい 冬将軍が
暴れているようです。北国の動物たちはどうしてこの冬を乗り切るのでしょう
本州のツキノワグマや、爬虫類は とっくに冬眠に入りましたが、キタキツネ
は冬眠しません。彼らはー25℃の雪の中でも、堂々と寝ていられます。二重に
なっている 毛皮のおかげです。キタキツネの日周活動は 三つの形に
分かれているそうです。
①子育てをしている 4月から8月までは 昼間活動します。
②子供の成長期の 9月から11月までは 朝、夕になり
③冬季は主に 夜、活動するそうです。獲物を追いまわしたり、休憩する時は
巣穴に戻りません。睡眠はほとんど林の中で 仮眠をとっています。ドイツの
研究者によるとほとんどが仮眠で、熟睡の時間は一日18分だそうです。
野生に生きる動物の厳しさわ知りました。ただ、厳寒のの頃、雌雄仲良く添い寝
している光景が有りますが 発情期を過ぎ すさまじい子育ての前の 安息の
休日で、新婚初夜に 観察者は見えたそうです。

2018年01月12日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 戌年の新年が始まりました。

狗不嫌家貧(犬は、家の貧しさ成るを嫌わず)犬は飼い主の家が貧しくても
この家を嫌わない。と解釈しています。でも、人間は、貧富の差で 相手
見て、好きになったり、嫌いになったりする人もいます地位や名誉職から
離れると 寄り付かなくなったりする人もいます。少し、寂しい気持ちに
なります。
こんな言葉もあります。
人不嫌地薄(人は土地の薄きを嫌わず)人間、は自分の生まれ育った土地を
どんな土地でも嫌わず、愛してます。生活するために多少不便な土地でも

住めば都とか言って、愛着を感じ 生活しています。
でも、最近は、グローバルなどと言って 自分の国を愛さず、住み慣れた
ふるさとを忘れ、生活の基盤でもある愛社精神も 薄れて来た様な気がし
ます。
組合の皆様 国を愛し、故郷を愛し、家庭を愛し、我が、山梨県不動産協同
組合を愛する 崇高な精神で、邁進いたしましょう。

2018年01月04日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 明けましておめでとう御座。います

組合の皆様、明けましておめでとうございます。
お正月からスーパームーンで 何か やたらいい年に成る様な 気がいた
しいます。この年 最も大きな月を 正月から観られるなんて。
月は皆さんご存知の様に 地球の周りを 楕円形に回っています。遠い時
(40万キロ)最も近いとき(36万キロ)で公転しています。1月
2日 朝日の出る前(夜明け)西側の空に普段より30%も明るく、しかも
大きな月を 見る事が出来ました。はっきり大きく見えすぎて、ウサギの
様な形は 見えませんでしたが 素晴らしい満月でした。
今日あたりから 朝日も少しずつ早く上ってくるでしょう。(冬至は10日
居座る)のでやっと 薄紙をはがすように 日が長くなってきます。
赤い月は、空気が濁るか、水蒸気が有るか、山に近いほど黄色っぽくなり
ます。皆様方にとって、希望に満ちた 素晴らしい年になりますように。