月別アーカイブ: 2020年11月

2020年11月28日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 焚火の季節になりました。

秋晴れが続いていますが、朝晩はめっきり寒くなりました。散歩中、太陽が二つ登って来る 不思議な光景をパチリ。全然不思議ではありません。太陽の光が 学院大学の校舎に反射して、二つに見えただけです(笑)あんなに落ち葉が散乱していましたが、今朝は、綺麗に掃き清めてありました。ご近所の山茶花も満開です。
山茶花の咲くころは、よく焚火をしました。
♬垣根の垣根の曲がり角 焚火だ焚火だ落ち葉焚き
あたろうか、あたろうよ 北風ぴゅうぴゅう吹いている。♬
今では、法律に違反するそうですので、あまり見掛けません。
作詞した、巽聖歌さんは 岩手県生まれで、北原白秋の、門下生で 中野区に住んでいた時、近所に大ケヤキがある光景を見て作詞いたそうです。
作曲者の渡邊茂は、東京芸術大学付属小学校などで教員をしていましたが NHKからの依頼で、作詞したそうです。
1948年(昭和24年)NHK歌のおばさん、松田トシさんや 安西愛子さんが歌い 大ヒットして 小学唱歌になったようです。
♬さざんかさざんか咲いた道 焚火だ焚火だ 落ち葉焚き
あたろうか、あたろうよ しもやけお手てが もうかゆい♬
私は家の庭木を剪定したときは、ブロックで囲った中で燃やしますが、近所に悪いからと いつも叱られます。でも、落ち葉や、枯れ木の燃えるにおいが 私は大好きです。
小林昭男

2020年11月21日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 学院大学の構内は初冬の景色です。

【み吉野の 山の秋風さ夜更けて ふるさと
 寒く 衣うつなり】参議雅経
私の散歩道、山梨学院大学のの構内もすっかり 初冬の景色に早変わりしました。
エノキやケヤキ、イチョウ並木、せんだん等の落葉樹は、ほとんど散って、色とりどりのジュウタンを 敷詰めた様になって 歩くのが心地よいです。学校の東側のイチョウ並木も 歩道が黄色に染まっています。
頭書の和歌の作者、雅経は、平安時代末期の公家さんで 後鳥羽院に気に入られ 従三位左近中将から参議まで出世しました。また、新古今和歌集の撰者でもでもあり、蹴鞠の名手で、蹴鞠の元祖、 飛鳥井家の 先祖でもあります。
むかし栄えた吉野の都後も、今はさびれて 冷たい秋風が吹き、閑散としている中 衣を砧でたたく音だけが、風に乗って聞こえてくる。こんな詩だと思います。砧(きぬた)女性が内職で絹織物を丸い棒でたたき、柔らかにする道具)
昨夜の、小雨の後の北風で 落ち葉の量も多くなりました。今日を(11月21日)を境に寒くなるそうです。お友達の皆さん、風邪など引かないよう、ご自愛ください。
小林昭男
 

2020年11月18日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) オリオン座とベテルギュース、

ここ数日快晴の日が続いています。星座を観測するには、絶好のチャンスです。
東南東の空、冬の王者 オリオン座が綺麗に見えています。見つけるには、(10時ころ)東を向いて中間にオリオン 三連星が縦に見えます。その左に橙色の星ベテルギュース、三連星の右側に青白く光る星リゲルが見えます。ベテルギュースは、オリオンのわきの下、リゲルは左足のところです。
これがオリオン座の全容ですが オリオンのすぐ下には、全天で一番明るい、シリウスが見事に輝いています。真上には惑星の赤い火星、南の空には 同じく惑星の 木星と土星。木星の方が大きく見えるはずです
ベテルギュースは赤色超巨星で、寿命が近づいているようです。もしかしたらもう 超新星爆発を起こしているかも知れません。今、私達が見ているベテルギュースの光は 640年前の光ですから。ベテルギュースの半径は、太陽の1000倍も有る巨大巨星ですが、最近の観測で、形が少し変形したり表面温度が3000℃と 低下しているそうです。10万年以内には星の寿命を迎えそうです。反対側のリゲルは、表面温度が12000℃も有 ダイヤモンドの様な青白く輝いています。
夜間は少し冷えてきますが、宇宙の壮大なドラマを見るのも、楽しい一時です。秋には少なかった星座も 冬に近づくと 澄んだ空の中、数多く見える様になります。厚着をして是非見てくださいね。   小林昭男

 

2020年11月16日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 菊を採る東璃の本 悠然として南山を見る

私の散歩道、すっかり初冬に景色に変わりました。陶淵明の詩  長くなるので 途中から。
【菊を採る、東璃の本 (とうり、東側の垣根)
 悠然として南山を見る
 山気日夕可なり   (山の気配は、夕暮れが素晴らしい
 飛鳥,相ともに帰る (鳥たちも、群れを成してねぐらに帰る
 このうちに真意在り (この自然、この生活に真実が有る
 弁ぜんと欲すれば 既に、言をわする】 (この素晴らしい
 景色を表現しようも、言葉が見つからない。
こんな内容だと思います。
405年 41才まで官職についていましたが、田舎の上官と対立し 五斗米の為、自尊心を売る様な事には 耐えられないと 故郷に隠棲し 自然の中で、自然を愛し、自然に溶けこみ 農耕と、酒を愛して 田園詩人として 生涯を終えました。上記の詩は 飲酒の中の一節です。李白や、杜甫より、300年も前の物語です。
初冬の夜長には 炬燵で、ミカンでも食べながら、ゆったりと漢詩でも読むことも、良いと思います。ウッカリ外で 飲酒などすると武漢コロナにかかってしまいますので。
         小林昭男

2020年11月11日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) コロナウイルス、中々静まりませんね。

なかなか武漢コロナ、収まりませんね。気温が下がり、湿度が低下しているせいでしょうか。東京も、北海道も少しずつ 陽性の方が多くなっているようです。
こんな時期に、旅行に行けば 35%もホテル代を割引、GOTOイートで食事代も、地域共通クーポンや助成金で 安く旅行に行ける、 多きな矛盾を感じています。人が移動すれば、必ずコロナに感染する人が増える事は、多くの学者が証明しています。旅行に行ける人は 中流以上の方々、生活に余裕のない人は 旅行どころでは有りません。税金の使い方、不公平だと思うのは 私ばかりでは無いと思います。
毎日、テレビでは一日で1000人を超えたとか、言い、一方でGOTOで、安くしてやるから旅行に行け 何か政策が ちぐはぐしている様な 気がしてでなりません。コロナが静まれば、税金を1兆4000億円も 使わなくても、旅行へ行ったり、レストランに行ったり、カラオケも言ったり、お寿司も 食べに行くと思います。二階幹事長、なぜそんなにGOTOキャンペーンで、ホテルや旅館の事ばかり心配しているのでしょうか。不思議でなりません。     小林昭男

2020年11月10日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 朝晩、冷え込んできました。落ち葉が綺麗です。

朝晩の冷え込みが厳しくなりました。十郎側の河川敷の枯れ草にも、霜が降りていました。
【心あてに,折らばや折らん初霜の おき惑わせる、白菊の花】  汎河内の躬恒(おおしこうちのみつね)作
白菊を折ろうとしても、霜が真っ白に下りているので、どこを折っていいか 解らないくらいだ。というような意味だと思います。
躬恒は、官位はあまり高くは 有りませんでしたが、詩を詠ませると素晴らしく、紀貫之などと活躍し 三十六歌仙、古今和歌集の撰者でも有りました。小倉百人一首には、秋の詩も多いですね。
私が散歩する、山梨学院大学、十郎川の近辺もソロソロ 晩秋を終えて、冬の景色になりそうです。トウカエデは、上の方から紅葉してきました。学院の南側のイチョウ並木も はらはらと散っています。黄色いジュウータンの上をそっと歩くと、さらさらと枯葉の音が 心地よいです。
後期高齢者になってからは、満開に咲いている花より、枯葉や、落ち葉が いとおしく感じます。春から夏にかけて一生懸命光合成をして 幹に栄養を与え、成長させ、来年出る 新芽を残して散ってゆく 何か、身に浸み入るところが有り 感、無量です。あんなに活躍出来たのが 夢みたいです。トランプさんも、有終の美を飾り、後進に道を譲ってほしいものです。人生、キリが有りませんから。飛ぶ鳥は後を濁さずとも言います。                                                                      小林昭男

2020年11月06日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 渡り鳥も帰ってきました。

美しい日本の秋、空も、風も、落ち葉まで 秋に染まって 清々しい日が続いています。私の散歩道、今日は、モズが 杉の木のてっぺんで縄張りを主張し、キーキーと鳴いていました。電線にはムクドリの大群が 凡そ200羽、川面には、長い渡りから帰ったばかりの カモ類が 三々五々水草を食べ 羽を休めています。
(^^♪ モズが枯れ木で鳴いている おいらは藁を叩いてる 綿引車はおばあさん コットン水車も回ってる♬)石原裕次郎の モズが枯れ木でを 口ずさみながら、十郎側周辺を一時間位歩きます。
スマホの写真では 遠近の調整が 付かないので、風景は取れますが、小鳥たちの動向は よく映りません。電線のムクドリ、川面の土鳩、カモ なかなか、うまく撮れませんでした。モズの写真は図鑑を参照 杉の木もてっぺんでは 写りませんでした。
今の時期の鳥や、獣は 永い冬に備えて 食欲旺盛です。モズの はやにえが 見られるのも この季節からですね。捕ったカエルや、トカゲを 木の枝や、バラ線に刺してあるのを 見かけると思います。モズが冬に備えての 保存食でしょうね。
冬眠をする動物は土の中や、木の洞でお休みでしょうが、冬眠をしない 鳥や獣は、寒さと、食料確保の戦いでしょう。頑張れ、頑張れ。  小林昭男

2020年11月01日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 秋本番の散歩道

秋本番、私の散歩道 学院大学のアメリカフウの並木も こんなに赤く染まって来ました。【ちはやふる神代も聞かず竜田川 から紅に 水くるとは】在野の業平作 
平安時代初めに 活躍した公家で、あの伊勢者物語の 主人公と言われています。公家さんきってのの色男、兄行平と並び タカ狩りの名手と 言われています。文才、行動力ともに抜群でしたが、あまり秀才では無かったと 伝えられています。紀貫之は(その心余りて、言葉足らず)と言ったとか。。西暦850年ころの紅葉の見事だったんでしょうね。神代にもなかった紅葉、唐紅:中国から伝来した、真っ赤な織物 が 水面いっぱいに染まって居る様だ。 と表現しています。

そんなことを思いながら 山梨学院大学のの構内を散歩しています。けやき、さくら、白樫、メタセコイヤ、イチョウ、色々な樹木が 赤、黄色、緑、折り重なって競い合っています。日本の四季最高です。昨日の晴天で、放射冷熱の影響で、寒さもひとしおでした。皆様もお風邪など引かない様に ご自愛を。小林昭男