月別アーカイブ: 2022年4月

2022年04月30日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 目に青葉、山ホトトギス、初カツオ

令和四年4月30日 昨夜からの雨がやみ、朝日に河原の草や、木々が輝いています。十朗川の川面をなでるように 少し冷たい、しかも 心地よい風が吹いています。
【目に青葉 山ホトトギス 初カツオ】(山口素堂)今の季節にぴったりの名句です。素堂は、我が山梨の俳句の名手です。甲府市魚町(今の中央三丁目)の酒造業の長男でしたが、家業を次男に譲り 江戸へ出て、漢学や俳句を学びました。奥さんも山梨県教来石(今の白州町)の人です。松尾芭蕉とも親交がありました。
私の散歩道、十朗川の土手も、すっかり 初夏色になりました。山梨学院大学の周り,校内の植え込みも、ごらんのとおりです。
さつき、つつじ、ドウダンツツジなどが、咲き乱れています。ほとんど毎日 同じ道を散策していますが、日々、少しずつ変わって行くのが解ります。四季の有る日本 平和な日本 こんな日本に生まれて良かったと つくづく思います。あの大戦のあと 七十数年、復旧、復興の波の中を 泳いできた私たちは、幸運でした。これからの世界 不安要素がいっぱいですが 英知を縛って この平和を 維持していきたいですね。
小林昭男
 
 
 
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2022年04月26日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 登龍門を上り切るとコイは龍になる。

令和四年4月22日  四月も後半に入りました。胸を膨らませて 新しい学校、職場に入って 現場の雰囲気に 馴染んでいる人 ,なじめず 悩んでいつ人 そろそろ 五月病が始まります。十朗川も、沢山のコイが 上流を目指して、上って来ています。30㎝を超える大きなコイが、群れを成して 泳いでいるのは豪快です。
コイが競い合って 泳いでいる光景を 見ていると【登龍門】の語源を思い出します。中国、黄河中流の、細くなっている龍門峡の急流を 登り切ったコイは たちまち龍になって 大空に舞い上がる そんな言い伝えがあります。また、聖書にも 【狭き門より入れ、滅びに至る門は大きく、その道は広く、入るもの多し。命に至る門は狭く、その道は細く、入るもの少なし】と、マタイ伝第七章にあります。
十朗川を遡上するコイを見ていると 入社した当時のことを 思い出します。私はモーターを作る工場に 入社したんですが、油で真っ黒になり 疲れ切って夜学に通い 「こんなことをしていて良いのか」と悩みもしました。
でも、【継続は力なり】とも、言われます。先ずは、一つの目標に邁進し、その目標をクリアーして 次に進むことが 重要だと思います。ぜひ、新入社員の皆さん 頑張らなくてもいいから、具体的に動くことだ、と 相田みつを も言っています。
                    小林昭男
 
 
 
  

 
 
 
 

2022年04月17日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 草花、野菜 ごっちゃです。

令和四年4月17日  和洋折衷 と言う言葉が有りますが、我が家の箱庭は(草花、野菜折衷)です。ボタンあり,こかぶあり、三つ葉あり、フキあり、あやめありです。でも、都合がいい場合があります。味噌汁を作って庭から採った三つ葉を いれることもできます。フキは、フキノトウを採った後 若い葉っぱを みりん,、しょうゆで、煮て食べます。こかぶ、ニンジン、ナス、キュウリ 大体そろっています。もちろんナス、キュウリは まだ採れません。去年はほとんど 夏野菜は買いませんでした。旅行をして、おいしいものを食べても、家に帰って こんなご粗末な食事でも おいしくいただけます。
自営でしたので、75歳まで働きました。長い間の習慣で どうしても朝早く 目が覚めます。食事の前に、近所を散策し、午前中はパソコンで、フェイスブックを見て、午後は庭いじり 夜の晩食がおいしいし、健康にも良いような気がします。
世界中で起こっている、悲惨な戦争を見るたびに こんな平和な時間が いつまでも続くように 祈るばかりです。  小林昭男
 
 

 
 
 
 

2022年04月15日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) このままで いいんでしょうか

令和四年415日 新聞を見ても、テレビを見ても、ロシア、ウクライナのニュースばかりで 気持ちが滅入ります。マスコミの能無しには あきれます。 戦争のせいで、物価が上がると、生活困窮者を あおっています。こんな報道ばかりしていて 良いんでしょうか。 日本は輸入に70%頼っています。燃料がない、それ輸入 小麦がない、それ輸入、半導体がない、それ輸入 ワクチンがない、それ輸入 こんなことを繰り返して いいんでしょうか。 日本の周りの海には、メタンハイドレートが100年使用しても余るくらい埋蔵しています。日本の国土には、休耕地、耕作放棄地がいっぱいです。農家の共同会社や、有志を募って、休耕地を有効利用できないのでしょうか。日本の優秀な技術力を使って、半導体を 作れないのでしょうか。日本の優秀な医学者、薬品会社では、ワクチンが 作れないのでしょうか。 私は不思議でなりません。戦後、欧米を、追いつけ、追い越せと 頑張ってきた日本魂は どこに行って しまったのでしょうか。 テレビをつければ、面白くもないのに ゲラゲラ笑い、分厚いステーキを20皿も食べ、勝った、勝ったと喜んでいます。こんなことで日本は 大丈夫なのでしょうか。 国会議員の皆さん、5000万円もの歳費を頂いていて、尚且つ、一月100万円もの交通費を 日割りだ、月割りだと 騒いでいて良いんでしょうか。私たち庶民は 今まで、もっと真剣に生きてきました。このまま日本を 三流国家にしないで いただきたいものです。  小林昭男

2022年04月12日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) ♬菜の花畑に入日薄れ

令和四年4月12日 今日、甲府市は4月と言うのに 28℃の夏日になりました。早朝は少し霞んでいましたが、快晴です。
十朗川をかすめる春風は 肌に優しく心地いいです。
♬ 菜の花畑に 入日うすれ 見渡す山の端 霞(かすみ)深し
  春風そよ吹く 空を見れば 夕月掛りて 匂い淡し♬
皆さんご存じの、岡野、高野コンビの 童謡です。「春が来た 春の小川 ふるさと もみじ 朧月夜 」など 作詞、作曲しています。
♬ 里わの(ほかげ)も 森の色も 田中の小路を 辿る人も
  蛙(かわず)のなくねも鐘の音も さながら霞める朧月夜
今の季節に似合った 素晴しい唱歌ですね。桜が終わり 菜の花が咲き、チューリップやスイセン 気の早いつつじまで 咲き始めました。
十朗川の川面には、つばめも、ムクドリ、セグロセキレイも飛んでいます。我が家の蝋梅も、黄緑色の新芽で おおわれています。
何より、山梨学院大学の周りの メタセコイヤ並木が 芽吹いています。初夏を感じさせる 甲府盆地です。
こんな景色を見るにつけ ロシヤ軍のウクライナへの侵攻、殺戮 蹂躙 早く終わることを祈るばかりです。   小林昭男
 
 
 
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2022年04月08日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 季節は少しづつ以後いています。

令和四年4月8日 つい2,3日前まで 咲き誇っていた桜も はらはらと散ってしまいました。【久方の光のどけき春の、しず心なく花の散るらん】紀友則の時代(平安時代)の桜も、現在も 同じように散ったんでしょうね。
今の季節、散歩をしていると 日ごとに季節が変わって行くのが解ります。
コブシが咲き、ジューンベリーが咲き、タンポポが、旅立ちます。我が家でも、ムスカリ、ボタンのつぼみまで、膨らんできました。山梨学院大学の周りのメタセコイヤや、ポプラの木も 黄緑色の若芽が 芽吹いて 春も本番となりました。
先出の紀友則 中々、芽が出ず、40歳くらいから活躍したそうです。宮中で、初雁(秋の雁を詩う)の詩会が有った折【春霞て 往にし雁がねは】 と 読み出し、参列者が唖然として 苦笑しているとき 【今そ鳴くなる 秋霧の上に】と 続けました。
意味は、春霞に かすんで飛んで行った 雁たちが、今、鳴く声が聞こえる、秋霧の上に】だと思います。このことがきっかけで、デビューしたそうです。従弟には 紀貫之がいます。…

小さなチャンスを大きく生かした、素晴らしい歌人です。 小林昭男
 
 
 
 
 
 
 

2022年04月02日 (投稿者: 株式会社フレンズ )

昨日の雨で、すっかり花びらを落とし 葉桜になりかけています。林芙美子も言うように『花の命は短くて苦しきことの多かりき』雪に耐え、北風に耐えて ようやく咲いた櫻花、木の下は ピンクのジュータンを 敷き詰めたようです。毎日同じところを散歩していると、季節の移り変わりが よくわかります。
冬の間、黒い枝ばかりの木々にも ようやく黄緑色の新芽が、噴き出してきました。広葉樹は、秋に落葉して 春に新芽を出しますが、常緑樹(年間葉をつけている木)は春に 落葉と同時に新芽を出し 新旧交代します。学院大学の構内のアラカシも、落葉と新芽の 交代をしています。
カシの木は、昔から、庭木に植えられますが、かりんの木と 一緒に植えろと、庭師は言っていました。我が家でも、かりんと, カシを 対で 植えてあります。
縁起を担いだ 語呂合わせですが 他人に物や、お金を貸したり、借りたり、しないようにとの 戒めだそうです。
(少年老い易く学成り難し)ですが、私は(階前の悟葉すでに終声)です。時間のたつのが早すぎて、ついていけません。(笑)