2018年08月03日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) アンタレス(さそり座)を見ましょう。


7月31日南東の空に 大きな火星を見たと思いますが、同じ赤っぽい星が 南南西方向に見えると思います。ご存知、さそり座の心臓部分にある アンタレスです。さそり座を探す目印になっているアンタレス。直径が 太陽の230倍の超巨星ですが 表面温度が3000℃と低いので、赤く見えるのです。でも、地球から500光年も 離れているので、今、見ている光は 室町時代の終わりごろの光です。

さそり座は、冬のオリオン座と並んで、その形の美しさと豪快さで、人気のある星座です。大きなS字型が、天の川に沿って 毒針のある尻尾が、天の川にそそいでいます。
火星も この方向に活動しているので、並ぶことも有ります。
アンタレスは、火星に対抗する、敵対する、【アンチ、アレース】から、来たと伝えられています。
ギリシャ神話のよると、大男で、力持ちの オリオンの 傍若無人の振る舞いに怒った 大神ゼウスの妃 ヘラ女王は、オリオンの通り道に、大きなサソリを置き それを踏んだオリオンは、サソリの猛毒で息絶え、サソリも死人だので 哀れに思い ゼウスに頼み 大空に上げ星座にしたと 伝えられています。
ですから、夏の星座さそり座と 冬の星座オリオン座は 絶対に 行き逢う事がない様に なってます。天の神様も 粋な計らいをしたものですね右:アンタレス
フレンズ小林