2020年08月18日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) アークトウルスとスピカを見よう。


午後9~10時過ぎ、西空に橙色掛った赤い 恒星が見えています。大きく、キラキラ輝いていますので、肉眼で良く見える星が有ります。麦刈りの時期【6月】に 頭上で見えるので、日本では麦星、麦刈り星等と呼ばれているアークトウルスです。北斗七星の延長線にある、おとめ座のスピカが 青白く輝くので真珠星(女性)、アークトウルスは、赤く輝くのでサンゴ星(男性)と 野尻博士が命名したそうです。この二つの星を 夫婦星と言うようになりました。野尻博士は冥王星の 日本名の名付け親でもあります。
アークトウルスの表面温度は3720℃~4000℃と言われて 地球から36光年の近くですので、赤く、大きく見えるのです。しかし、アルクトウルスは、一年に2~3秒 おとめ座の方に移動しているので 5万年後には スピカの近くで 輝いているかも知れません。
武漢コロナの話も重要ですが、夜空を見て 壮大な宇宙の事を想像することの方が 楽しいかも知れませんね。