2020年05月29日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) センダンの香り

  私が散歩する道筋に センダンの大木が有り 満開になって居ます。20~30m位離れていても、あの甘い 芳醇な香りに包まれます。山梨学院大学の南側を流れる 十郎川と校舎の間に有ります。【センダンは双葉より芳し】の如く 優秀の人は生まれる時から頭角を 表わしているという意味でしょうが【氏より育ち】とも言われ どんな家庭に生まれても、努力次第で立派に成長すると言う 諺も有ります。
私の人生経験では、まじめにコツコツ努力して、どんな障害物でも、果敢に攻め 乗り越えれば、生まれも、育ちも 関係ないような気がしています。  皆さんご存知の徳川家康の遺訓
(人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し急ぐべからず。)
ゆっくり、しかも確実に前に進むことが肝要です。
(不自由を常と思えば不足なし。心に望み起こらば 困窮した時を思い出すべし。) 武漢コロナを教訓に、倹約、貯蓄、無駄を省き、緊急の時に備える事は大切ですね。
(堪忍は無事超級の基、怒りは敵と思え。)
400年前の武将の遺訓 現在の私達に あてはまっている様な気がしてなりません。私達、同年代の方々は 終戦の焼け野原を見て、オイルショックの買いアサリを見て バブルの崩壊を見て経験して 来ました。武漢コロナを 良い教訓にして、前向きに明るく強く 歩いていきたいと思います。静かにしかも、強く芳香を放っているセンダンの木の様に。小林昭男