2018年09月08日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) ヤドカリは日本に200種類位 いるそうです。


夏祭りも そろそろ終わりますが、中学生のころ 夜店で ヤドカリを よく買いました。普通の巻貝は、ゆっくり歩くのに ヤドカリは、コトコト速足で歩くのは 不思議でした。ヤドカリはエビや、カニの仲間ですので、脱皮して 大きくなります。日本中の どの海岸にもいますが、巻貝の殻が有る所でないと 彼らは成長出来せん。

卵から 直接生まれる時は、貝殻はしょっていませんので、すぐに、自分に有った大きさの 巻貝を 探さなければ なりません。ヤドカリの体は 柔らかで、前足は 固く大きく成長します。家で飼っていると 2~3か月で死んでしまいますが 大海原では 10年も15年も生きる、長生きの動物です。
ヤドカリにとって、貝殻は、柔らかい腹部を守る 衣服で有り、家なのです。敵が来ると サッと中に隠れ、頑丈な手のハサミで ふたをしてジッとしています。中にはイソギンチャクを載せて いるものも有ります。イソギンチャクは毒針を持っているので、他の魚に食べられません。イソギンチャクは、ヤドカリと一緒に 移動できますので お互いに利用し合っています。
少し大きくなると、それに合わせて、貝殻を探し、移住します。ハサミで、大きさを測り ひっくり返して中のゴミを出し、素早く入ります。水を吸って、体を膨らまして 中古住宅に入ります。家で飼う場合は、キュウリ、煮干し、リンゴ等 雑食性ですので、手軽に飼えますが、18℃以下になると変温動物なので 動きが止まります。  フレンズ小林