2019年05月15日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 一死一生、乃ち交情を知る。

欧米の合理主義は、多民族が基本と なって居るようですが 単一民族の日本は 義理人情に厚く、外国人から 尊敬されているようです。
元々、中国からの儒教の 影響もあると思っています。でも 最近は少しづつ 欧米化してきている様な きがしています。
【一死一生乃ち交情を知る】
一度死に、生まれ変わると、人の交わりが良く解ると、言う意味でしょう。
史記、によると、漢時代 武帝の時 擢公(てきこう)は  廷射と言う 役職に就いた時 訪問客が、列を為していたが、辞めたとたん、見向きも しなくなりました。その後、権力抗争に 打ち勝って 廷射につくと 客が立ち込める様に なりました。
そこで、擢公は 墨、黒々と
【一死一生乃ち、交情を知る、一貧一冨乃ち、交態を知る、 一貴一賤交情を、乃ち見る】と書いて、玄関に張り出したそうです。
でも、そういう状態は、日本でも日常有りますよね。
総裁選でも、役員改選でも、〇〇理事長改選でも 現在力を付けている人の方に、なびくのは いつの時代も 同じかもしてません。昔、世話になったから、なんて言う人は 少なくなりました。   小林昭男