2021年02月26日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 不老園の梅が満開です。

風もなくポカポカ陽気に連れられて 不老園に行ってきました。酒折の宮の北側に 位置する不老園は 甲府市内の呉服商 七代目奥村正右衛門 明治30年別荘として 自然を利用し、造成したそうです。
氏は、北海道を除く 日本中を行脚、紅梅、白梅、豊後梅、夫婦梅などを集め、梅園を造りました。自然の地形を利用して、大岩、小岩、堀、などを作り 梅の木のほかに 桜、ボタン,南天、つつじなど 30年以上かけて一大庭園を造り 今ではその数 2,000本以上になっているそうです。大正13年86歳で亡くなり その後は  5人の息子に受け継がれ、昭和40年 財団法人奥村不老園とし 現在に至っています。
不老の門に入り 奇岩、名木の間を 逍遥して 長生きの庵に至る。 この中国の故事から 不老園と 命名したそうです。
中には、あずまやがあり 味噌おでんを食べ 春の日をいっぱい浴びて帰りました。
小林昭男