2019年05月20日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 中世、戦国時代の初めに石垣です。

 


石垣で有名な お城を見てみましょう。織田信長に目を掛けられ、いくつもの戦いに勝利し、信長の死後 豊臣秀吉に仕えた、【蒲生氏郷】の居城だった 松坂城(松阪城)です。

故郷近江の 石積の名人、穴太衆(あのうしゅう)が積んだ、野面積の 代表的なお城だと思います。現在は天守閣は 有りませんが、石垣はしっかり 残っています。
1584年 伊勢(三重県)松ヶ島の 城主になりました。しかし場所が不便だったため 新城建設に 取り掛かりました。
四五百森(よいほのもり)に 本丸、二の丸、三の丸を持つ 大城郭を 作りました。ところが築城2年目で、小田原攻めの功績により、氏郷は、会津(福島県)に入封したのです。
その後、服部氏や、古田氏が入り 江戸時代には、幕府直轄になり 明治まで続いたそうです。建物は有りませんが、穴太衆が積んだ、豪壮な野面積の石垣は 戦国時代の面影を 残しています。また、江戸時代の、国学者(本居宣長)の別宅(鈴屋)が 城下から、移されています。
正面、本丸、二の丸、氏郷、城址碑   小林昭男