2020年01月22日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 人生、意気に感ず。

最近のテレビやネット 殺伐としてきましたね。お金さえあれば何でも できてしまう、偉くなるためには、上司に忖度し、公文書迄 改ざんしてしまいます。
西暦580年 唐の政治家、魏微(ぎちょう)は有名な言葉を残しています。
『人生、意気に感ず 功名、誰かまた論ぜん』魏微の述懐と言う詩集の中に有ります。
人間は他人の 気性の良さや、性格に心を打たれ 仕事をするのであって 決してお金や、名誉の為にするのではない、こんな意味だと思います。
私も、55年もの間、仕事をして来ましたが、殆ど、家族を養うため、良い暮らしをしたいため、でした。でも、こういう言葉を聞くと感銘を受けます。
魏微が若い時、無謀ともとれる仕事を 上司に相談した時、上司(高祖)は 他の反対を押し切って、賛成し、責任は俺が取る と言って 任せてくれたそうです。その時の思いを詩に歌いました。
自分を理解し 信頼した君恩に 報いようとした、気持ちが良く表れて 現代にも通ずる 詩だと思います。
私の、大好きな言葉の一つです。  小林昭男

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