2018年08月21日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 働いた分だけは適正に頂きたい。


天道、是か非か。紀元前140年の頃 史記作成中に 言ったと言われています。親友の李陵を弁護をし、武帝の逆鱗に触れ、宦官(去勢の刑)になるも、生涯を掛けて 史記を完成させた 司馬遷の言葉です。

(天の道は、特定の人だけを優遇しない。いつも善人の味方で有る。)この原則に、疑問を投げかけています。
伯夷、淑斉、の様な 儒学者で在り、聖人が、餓死をし、(紀元前1150年頃)孔子の弟子の顔回は粗末な家に住み道徳を教えていました。
大泥棒の盗蹠が、罪にない人を殺し、人肉を食べ やりたい放題の罪悪人が、天寿を全うする、可笑しいではないか、と 2000年以上昔 司馬遷は 疑問を投げかけています。
文明が進んだ、今の世の中でも、通ずるところが 有る様な気も致します。一生懸命 夜昼働いても、契約社員として、自給、900円で 結婚も 出来ない人、 金融の博打で、遊び惚けて裕福な暮らしや 地位や名誉のある人、何か、矛盾を感じます。
それは、そういう運命だからと言ってしまえば、そうかもしれませんが 真面目に働いた報酬は、それなりに なければいけないと思います。年功序列が、適切だとも思いませんが
その会社に入ったら、年々給料が上がり、結婚をし 温かい家庭を造る、せめて、人間としての、尊厳が守られる 世の中になって もらいたいと、思っていす。
左:司馬遷、上:李陵、右:孔子