2019年01月24日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 働き者の蜜バチは何時眠るのでしょうか。

 


寒くなると朝、布団から出られません。冬眠したいくらいです。昆虫は 冬眠ではなく
卵や、蛹などで越冬します。(一部成虫で冬越し)でも、ミツバチは冬眠しません。秋、一番最後に 成虫に なったミツバチが 寄り集まって越冬します。

働きぶりでは、生物界で 王座を譲らないミツバチは、何時 眠るのでしょう。まず、女王バチですが、4月以後、一日に2000個も卵を産んで活躍しますが 冬季は、卵は産みませんが、眠ってはいません。ほかの働きバチも 蜂球を造って、もそもそ動いています。外側になった蜂は、羽根を小刻みにして震わせ、熱を発して 全体を温めています。ミツバチが活動できる温度(20℃)を守っています。
冬季でも、少し暖かい日は、蜜を求めて 飛ぶときも 有るそうですが、巣の中で眠っているハチは無いそうです。
陽気が良くなり、活躍し始めても 働きバチは、巣のお掃除や、巣造りなどで、ねむりません。野外に出掛けて 蜜を集め労働をするときも 巣に帰り、収穫ダンスをして、仲間に蜜のありかを教えて 眠る気配は無いそうです。
冬の寒い夜も、一匹の女王バチと、数千匹の働きバチ(すべて雌)で、鉢球を造り じっと春を待っていて 眠っているハチは一匹もいないそうです。ミツバチの世界には、睡眠は無いのです。
小林昭男