暦の上では秋が始まります。とは言っても今からが　夏本番の本番中です。ジージーと暑そうにセミが鳴き、ヒマワリは　暑さに参って首を垂れています。でも、ふと耳を澄ませば　どこからともなく風鈴の音、心が癒され涼しさを全身で感じます。
ですが、もともと風鈴は、風情を楽しむものではなく、魔よけに作られたと言います。風鈴の音のする範囲には　災いが起こらないので　神社仏閣の四隅につりさげられていたものです。江戸時代になって　夏の涼を求めるようになり、現在に至ったと聞きました。今では何百種類と増えその心地よい音色で　目と耳から涼を感じさせてくれます。
夏の宵は　心地よい風鈴の音を聞きながらスイカでも食べ　星でも眺める風流を味わいたいものです。昨夜の納涼会は最高でした。
フレンズ　　小林