2018年01月27日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 冬の雷鳥どうしているでしょうか。

春夏秋冬と生きぬ為に 羽の色を変え雪の生き抜いている忍者みたいな
鳥、皆さんご存知の雷鳥です。本州中部2300m以上の高山に生息する、
キジや、鶏の仲間です。氷河時代の遺存種で、特別天然記念物に指定さ
れています。真冬は 目の周りを除き、真っ白に 夏は岩と同じような
あざ黒いざらざらした毛に。熱効率から言ったら、冬と夏が逆になれば
良いような気がします。しかし、厳しい自然の中では 天敵から、身を
守ることを優先します。いくら 熱効率が良くても 白い雪の上で
たどんのような 黒い羽根では キツネや、テンの餌食になるのは
必定しょう。所でライチョウが極寒の高山で 平気でくさせるのは、
羽毛に有ります。一見、木の葉の様な羽根の筋の中には 空気を入れ
羽小板は、鍵状の突起が有り、隣の羽小板と 固くくっ付いて空気が
漏れません。その下には 綿毛が無数にあり、体温を保っています。
鳥はいつでも飛べる様に 体温を40℃に給っています。尚且つ足には
綿毛が密集しているので寒さには平気です。雷鳥の学名は(ラゴプス)
兎の足ち言う意味だそうです。(柴田鳥類研究室長参照)
北アルプス爺が岳の雷鳥は、30㎝の雪洞にいますが、アラスカの
研究者は―30℃の外気温の時 雪洞中はー1.6℃と言っています。
雪の中が温かい事 をライチョウは とっくに知っていたのです。
フレンズ  小林