2021年02月22日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 北斗七星を見よう

ここ二、三日季節風が吹き、夜は冷え込んで居ます。こんな日は夜空が透き通って 星座がきれいに見えます。見どころは北斗七星(大熊座)でしょう。北北東正面にヒシャクが立っています。ヒシャクの深さの5倍くらい左に 北極星(こぐま座)その左にはカシオペア座が綺麗な Wの形に見えています。

前にも書いたように北斗七星という星座は無く 大熊座の尻尾から腰の部分が北斗七星です。ですから、大熊座は、とんでもなく大きな星座です。全天88個もの星座の内 3番目に大きい星座です。
ギリシャ神話によると、大熊は、月の神アルテミスの侍女 カリストで、美人で評判でした。大神ゼウスは その美しさに魅かれ、恋に落ち 子供を授かれました。怒り狂ったゼウスの妻ヘラは、カリストに魔法をかけ、大熊に代えてしましました。大熊にされたカリストは悲しみのあまり 森の奥に消えました。それから20年の月日が経ち 赤ちゃん(アルカス)は 成人し、立派な狩人になり 森で狩りをしていた所 大きなクマに出会い 矢を放とうとした時、大熊は、自分の息子と解かり 手を広げて近づいて来ました。その一瞬竜巻が吹き 天に上り、アルカスは子熊になり、母の大熊は 子熊(北極星)の周りをまわって一緒にいます。これは大神ゼウスが 息子が母親を 弓で射るのを、気の毒に思い 星座に上げたそうです。ですから北極星のこぐま座を、北斗七星の大熊座は 永遠に見つめあい、離れないようになっています。

地上ではコロナ禍で、ストレスのあまり いじめや性暴力もあるようです。そんな時は北斗七星や、北極星をみて こころを和ませてください。(一部つるちゃんの写真参照)    小林昭男