2019年08月02日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 埴生の宿の詩に感動

先日、倍賞千恵子さんが歌っていた(埴生の宿)何か、良く解らないけど 心に響いて 感動しました。
『埴生の宿も我が宿 玉の装い羨(うらや)まじ
長閑(のどか)なりや春の空 花は主鳥は友
おお我が宿よ 楽しとも頼もしや』
イングランド民謡(ホーム・スイート・ホーム)に 作詞家 里見 義(ただし)が 詩を創りました。他にも(庭の千草)も翻訳しています。
埴生の宿は、土壁の貧しい家を連想させ 玉の装いは 豪華な邸宅を指しています。でも、少しも羨ましくない、花や、鳥とお友達だもの そんな内容だと思います。

『文(ふみ)読む窓も 我が窓 瑠璃(るり)の床も 羨まじ
清らかなりや 秋の夜半(よわ)月はあるじ、虫は友
おお我が窓よ 楽しとも頼もしや』
文、読む窓とは、ホタルの光や、雪の光で本を読む、貧しい生活を連想させます。瑠璃の床は 宝石をちりばめた 高価な家の事だと思います。でも、少しも羨ましくありません。私には、自然や 虫たちの仲間がいるので、そんな意味だと思います。
埴生の宿は、二十四の瞳、ビルマの竪琴、火垂るの墓等の バックミュージックに流れていました。
水島上等兵や、大石先生を思い出しました。  小林昭男