2019年05月05日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 夏も近づく八十八夜


夏も近づく八十八夜、

野にも山にも、若葉が茂る
あれに見えるは 茶摘みじゃないか
アカネたすきに菅の傘。
5月2日は、八十八夜でした。立春から数えて88日目。この時期は 遅霜などが有るので 農家の方々に 注意を呼び掛ける為に造ったと 言われています。八十八夜が終わると、5,6日で立夏です。
日本人にとってお茶は、冠婚葬祭~お友達の付き合い、一年中飲まれて 親しまれています。
ご存知の様に 中国が原産地と伝えられ、わが国では、平安時代の初期に 伝えられました。805年唐に渡った、天台宗の開祖 (最澄)が持ち帰ったと 伝えられています。
その後、比叡山の麓 滋賀県大津坂本地区に 種を植えたことが 記録に残っているそうです。(日吉神社道秘密記)   また、なんと 現在にも 坂本地区日吉茶園として、残っているそうです。
平安時代から 桃山時代までは 一般に人は 殆んど飲んでいなかったようですが 江戸時代になり、武士と接触していた 商人などから 一般に普及した様です。最初は格式ばった、ものでしたが、隠元禅師などから、急須に入れた、現在の飲み方に普及させ 気軽に庶民も飲める様に なったそうです。小林昭男