2018年06月06日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 夕方太陽が沈んだら西の空を見ましょう。

昨日の夜は 良く晴れていましたので 久しぶりに金星を見る事が出来ました。皆さんご存知の 宵の明星金星です。宵の7時かろから 西の空に表れ 沈ん行きます。あの明るさですから(-4.7等星)誰にでも 見つけられます。
金星は太陽から 1億820Kmはなれていますが 地球とも近く 姉妹星とよばれています。大きさも 同じくらいですが 内容は全然違います。金星の表面温度は 470℃~500℃有り、とても住めません。大気が 二酸化炭素の層になって居るので、太陽光線が逃げず、蓄積されています。気圧も90気圧と 地球の90倍もあり 海に900m潜った気圧と 同じくらいです。また、その上の雲が 濃硫酸の水滴ですので、太陽の光線が 80%反射しオレンジ色に見えるそうです。太陽を 1mの球体と考えれば 地球は、ちょうど豆電球、金星はビー玉位です。兄弟星だった、地球と金星。少し距離が太陽から 離れていたので、地球は光合成して 酸素が増え、金星は 水分が蒸発し 二酸化炭素の熱い 塊になったそうです。それでも、美しい金星が9月くらいまで夕方見えるので、仕事の帰りにちょっと振り向いて【宵の明星金星】を見てみましょう。  フレンズ小林