2021年08月05日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 宵の明星金星がきれいです。

連日体温以上の 猛暑が続いていますが、夕立のあとの空、澄んでいて綺麗です。

日没から 一時間くらいお間 西の空、低いところに鮮やかな 橙色の大きな星 宵の明星 金星が見えます。地球のすぐ内側の惑星ですので 太陽に近く、日の出前(秋から冬)今は 日没後にしか見えません。

 金星は地球とほぼ同じ大きさ(地球の半径:6373Km 金星の半径:6052Km)ですが 厚い雲に覆われていて、地表は見えません。厚い周りの雲は 二酸化酸素で、内部は、濃硫酸の 雨が降っているそうです。厚い雲の重さで 気圧は、なんと90気圧 地球の90倍もの 高気圧です。海底に潜った場合は、900mの深さと同じで 地獄のような星です。又、二酸化酸素の 厚い雲があるため 温室効果により、地表は 470℃と高温で、鉛さえ 溶かしてしまいます。あんな綺麗なお星さまが 灼熱地獄で 硫酸の雨が降っている 想像を絶する 星ですね。どんなに化学や、宇宙工学が進んでも、やはり お星さまは遠くで見ているの 一番いいようです。                                                  ♬♬ 夕星一つ、また一つ 君の瞳を思い出す♬♬ 松島アキラの歌でも歌いながら 晴れ日の夕方、西の空を見てみましょう。 橙色に輝いている 大きな星、金星が見えます。 小林昭男