2018年02月09日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 寒いですが、夜空を見ましょう。

冬の星空とソロソロお別れです。7時半、南東の方角にオリオン座が良く
見えます。風が有り、気温が低いほど鮮やかに輝きます。
三つ縦に並んだ三連星、その左側に真っ赤なベテルギュース。その右側
には、青白く輝く、リゲル。ライオンの皮を抱えた、ギリシャ神話の英雄
狩人オリオンの姿です。オリオン座の下には、大犬座のシリウス、三連星
の上には、おうし座のアルデバラン。天頂にはプレアデス(スバル)代表的
な冬の星座のオンパレードです。真っ赤な星、ベルトギュースは、地球から
500光年の距離にあり、表面温度は3000℃しかありません。温度は太陽の
半分ですが、直径が800倍もあり、星としては、寿命でソロソロ大爆発して
超新星に成る予定です。リゲルは10000℃、直径は太陽の70倍、地球から
700光年離れています。今見ている光は鎌倉時代の光かも。
オリオン座の下に、全宇宙で一番明るい星、大犬座シリウスが見えます。
重量は、太陽の2、5倍、直径1.7倍と小さな星ですが、表面温度10000万℃
内部オ温度は20000℃以上あり、地球から8.6光年しか有りませんので明るく
見えます。(1光年:9兆5000億Km)
東方向の空だけで、御者座カペラ、小犬ブロキオン、ふたご座カルトス、
ボルックス等、夜空を にぎ合わせています。この星達は、段々南から西に
移動し、やがて春の星座に移っていきます。少し寒いですが、是非夜空を
見上げて、壮大な宇宙の素晴らしさを観測しましょう。
フレンズ  小林。