2018年01月26日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 忘れる楽しさ。

10代頃までは、いろいろなことを 覚える事に全力を尽くしました。
歴史上の有名な人物、ルート計算や、円周率の 暗記方法などなど
今思えば、役に立たないようなことばかりでした。試験の為でしょうね。
記憶容量が多かったのでしょう。今は 昨日読んだ本の内容まで
忘れてしまいます。トイレに眼鏡を忘れ、買い物に行って買ったものを
忘れ、携帯を忘れ、挙句の果てに 友達との約束を忘れる始末です。
でも、ある時 加藤秀俊さんの本を読んで、忘れる事の楽しさを学びま
した。会社を定年退職したり、経営を他の人に譲った後、細かい事を
記憶する必要が無くなるのです。小切手の支払日、上司にレポートを
提出、得意先との 価格の交渉をすることもないのです。
ボケたら、ボケたなりに脳をを、真っ白にして、誰に怒られる事もなく
堂々と行けていけばいいのです。職場のストレスから、解放され、人間
本来の自由を 取り戻せるのです。さあ、高齢者の皆さん 忘れる事の
楽しさを十分味わってください。(加藤秀俊先生はこう言っています)
ちょっと、寂しいですかね。フレンズ  小林。