2019年04月27日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 戦場写真家 沢田教一


最近は、世界のあらゆる地域で 爆発テロが起こっています。宗教が違うのか、政府に不満が有るのか それぞれ、言い分が有るとは思いますが 悲惨な光景を見るたびに、なぜ、同じ 人間同士で、殺し合いをするか、理解できません。

先日 沢田教一の 写真集を見ました、ベトナム戦争の悲惨な光景に 思わず目を 背けてしまいました。
沢田教一と言えば、皆さんご存知の 世界報道コンテスト大賞、アメリカ海外記者クラブ賞、ピューリッツアー賞など 大賞を総なめにした 戦場写真家です。
小学校の時から 写真に興味を持ち、中学生の時、アルバイトで稼いで 中古のカメラを買い、あまりにも熱心なので、教師から 新品のミノルタ製6×6㎝をもらったほどでした。
青森市内の小島写真店に就職してから、頭角を表わし 愛用のライカH2で サンケイ新聞、UPI通信などで 活躍したそうです。
縁あって、ベトナム戦争の 取材を決意し 戦場カメラマンになり、いくつもの瞬間写真で 大賞を撮ったたのです。
しかし、プノンペン支局長らと、国道2号戦場で、何者かに狙撃され 34才の若さで亡くなりました。愛用のライカも 腕時計も無くなっていたそうです。地球上から戦争が無くなることを 祈るばかりです。  小林昭男