2020年10月26日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 村雨の露もまだひぬまきの葉に

村雨の 露もまだひぬ まきの葉に 霧立ち上る 秋の夕暮れ。(寂連法師)
本名藤原定長は、30才で出家、寂連を名乗りました。後鳥羽院から、歌を詠ませると 右に出るものはいないと絶賛され 新古今和歌集の撰者でもあります。文中の【霧】は、もやの事で 春はかすみ、秋は霧と 表現する様です。槙の葉は、役立つ木、つまりスギ、ヒノキ、槙の木など 常緑樹を指しているそうです。
詩の講釈は これ位にして。。。 朝夕、めっきり寒くなりました。私の散歩道 山梨学院大学の周辺も 秋、真っ只中です。

校内南側には アラカシや、もっこく(写真)など、メタセコイや、イチョウの 並木が続いています。校内には かつら、けやき、おおやまざくら、くすの木など 大型の木が茂って居ますが 今は、はらはらと、散ってアスファルト舗装が、茶色の絨毯になりますが 毎朝6時~7時くらいに 4~5人位の人が 落ち葉の処理をして 道路などは綺麗に 清掃されて、散歩には快適です。奇麗な庭園や 景観が見えるにも 陰で働く人がいるからでしょうね。その人たちに感謝しながら、チョコちゃん(犬)連れて散歩を楽しんでいます。  小林昭男