2018年02月10日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 東風吹かば、匂い起こせよ梅の花

 

立春も過ぎて、そろそろ梅の花の便りが 有る事でしょう。私の家の近くに
日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の折、開いた、酒折の宮が有り
隣接に不老園と言う梅の名所が有ります。梅の花と言えば、菅原道真公で
しょう。
東風吹かば、匂い起こせよ梅の花 主無しとて、春な忘れそ)
権力闘争に負けて、九州大宰府下向する折り、読んだ和歌だと伝えてられて
います。845年奈良県菅原町に生まれ(滋賀県長浜町の説もある)幼少の時
から、神童と呼ばれ 23才の時 正六以下野権正に任命され、32才で式部
少輔文書博士に、トントン拍子に出世していきました。宇多天皇に信任
され、要職を歴任、890年には 従二位右大臣まで(行政のNO2)昇り詰
めました
。遣唐使にも任命されましたが、唐の混乱で、中止されましたが、
学問に関しては、超一流の官僚だったそうです。しかし、家柄や、出世の
速さから、妬みを受け、藤原一族の懺悔もあり権力闘争(藤原時平)に負け
太宰府に、流されました。903年に没すると(59才)奈良の都では、地震や、
天災地変が多発、道真の祟りだと騒がれ、時の天皇、醍醐天皇は、官位を
正一位、太政大臣に上げ、天神様、天満宮として、祀られたそうです。
大学の受験生などは、必ずお参りするそうです。フレンズ小林