2018年08月31日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 瀬戸内寂聴さんの講和を聞きました。


瀬戸内寂聴さんの、講和テープを読み返してみました。

もし、人より素晴らしい世界を見よう、そこにある宝に 巡り逢おう とするなら、どうしたって 危険な道、恐い道を 歩かなければなりません。そういう道を求めて歩くのが、 才能に賭ける、心構えなのです。と言っていました。
そして、お釈迦様の 基本的なお話も解りやすく話されていました。96才ですが しっかりした講和です。
仏教の戒律(殺すなかれ。殺させるなかれ)を強く説いていました。
最近、親が、子共を、子供が親を、別れ話で恋人を殺します。ひどいのは、むしゃくしゃしたから、誰でもよかったと通り掛りの人を 殺すニュースが 毎日の様に続きます。
殺しては ならない理由を お釈迦様は、すべての人間は 暴力におびえ、死を恐れるからだと 言っています。
今、戦争を知らない 人々が多くなり 戦争漫画が、美化され、かっこ良さだけが、強調されている様な気がします。
戦争は、集団殺人で、人類の最大の 罪だとも言ってます。
人類を救うのは、相手を思いやる心(愛)だけだと 言っています。相手の心を思いやる心、相手の立場に立って 痛みを想像する、思いやり、この思いやりこそが(愛)だと教えています。
【想像力による、思いやる心=愛】この定義を、強調して講和は 終わっていました。
フレンズ小林