2022年04月26日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 登龍門を上り切るとコイは龍になる。

令和四年4月22日  四月も後半に入りました。胸を膨らませて 新しい学校、職場に入って 現場の雰囲気に 馴染んでいる人 ,なじめず 悩んでいつ人 そろそろ 五月病が始まります。十朗川も、沢山のコイが 上流を目指して、上って来ています。30㎝を超える大きなコイが、群れを成して 泳いでいるのは豪快です。
コイが競い合って 泳いでいる光景を 見ていると【登龍門】の語源を思い出します。中国、黄河中流の、細くなっている龍門峡の急流を 登り切ったコイは たちまち龍になって 大空に舞い上がる そんな言い伝えがあります。また、聖書にも 【狭き門より入れ、滅びに至る門は大きく、その道は広く、入るもの多し。命に至る門は狭く、その道は細く、入るもの少なし】と、マタイ伝第七章にあります。
十朗川を遡上するコイを見ていると 入社した当時のことを 思い出します。私はモーターを作る工場に 入社したんですが、油で真っ黒になり 疲れ切って夜学に通い 「こんなことをしていて良いのか」と悩みもしました。
でも、【継続は力なり】とも、言われます。先ずは、一つの目標に邁進し、その目標をクリアーして 次に進むことが 重要だと思います。ぜひ、新入社員の皆さん 頑張らなくてもいいから、具体的に動くことだ、と 相田みつを も言っています。
                    小林昭男