2020年10月22日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 私の好きなムヒカ元大統領

 私の好きな政治家の一人、ウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領が 議員生活を卒業しました。苦難の道を乗り越え 大統領まで上り詰め、大衆の幸せを 常に考え実行してきました。特にリオでの 持続可能な国連会議のスピーチには感動しました。
皆様も、もうご存知とは思いますが、私達一人一人の胸にしまって置く為にも 思い起してみましょう。 
各国の代表が、自国の発展の事、人類はどうあるべきか、素晴らしい持論を打ち出し、話が終わると 議場を後にし 最後に小さな国ウルグアイの番が回って来ました。
まず、参加させて頂いたことに謝辞を言い、厳しい疑問の演説でした。裕福な国々の発展と、消費モデル、の真似をする事えの疑問 もしドイツの一世帯で持つ車を、インドの人が持てば この地球はどうなるんでしょうか、から始まりました。
西洋の裕福社会の消費を、70億人の世界中がしたら この原料は どこから持ってくるのでしょう。足りない原料は 弱い他国から戦争しても取って来るでしょう。
このような事を云うのは この会議に反対だからでは有りません。その逆で 政治の危機だと言っています。
自分の報酬は殆んど 貧しい人々に分け与え、世界一貧しい大統領は こんな言葉で締めくくりました。
貧しい人とは、お金や物が無い人では有りません。幾らあっても満足せず、ひたすら欲をかきまくり、満足出来ない人を、貧乏な人と言います。もっともっともっと素晴らしい内容でした。  小林昭男