2021年09月24日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 秋が段々近づいています

暑さ寒さも彼岸まで、朝夕涼しくなりました。私の散歩道、学院大学の木々や、南側の 十朗川の流れも、めっきり秋めいて 落ち葉や、川を渡るそよ風も なんとなく秋を感じるこの頃です。
【白露(しらつゆ)に 風の吹きしく秋の野は 貫き留めぬ 玉ぞ 散散りける】 文屋の朝康(ふんやのあさやす)  作
今年の満月は、十五夜と 満月が一緒でした。皆さんの地方ではいかがでしたでしょか。
作者の朝康は、大舎人や、駿河の守などの役職でしたが 官位はあまり高くなかったようですが 素晴しい和歌を作っています。
:白露は、秋、葉っぱの上にたまる 透明な露、太陽に輝いて光ります。:貫き留めぬは、水晶の数珠の糸が切れ、秋風により パッと、飛び散った様子を歌っていると思います。美しさ、儚さを 大胆に表現しています。
私の散歩道の 十朗川の土手には、最後の力を振り絞って 小さな、ヒマワリが咲いています。学校内に入りますと ケヤキ、カツラ、やまざくらなどの 広葉樹が、少し黄ばんでいました。木の下には落ち葉も積もって ここも秋を感じます。
コロナウイルスも、やや下火になった来ましたが、一層の警戒をして、お過ごしください。そして 秋を満喫しましょう。 小林昭男