2019年09月19日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 若山牧水は酒豪でした。

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画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、立ってる(複数の人)画像に含まれている可能性があるもの:草、屋外、自然                『白玉の歯にしみ通る秋の夜の 酒は静かに飲むべかりけり』
冠婚葬祭、うれしい時、悲しい時私達は お酒を飲みます。
放浪の歌人若山牧水も こよなくおさけを 愛した一人です。宮崎県日向市に 医者の長男として生まれ 家族の反対路押し切って、早稲田大学に 進みました。牧水にとっての、文学の故郷(現、宮崎県立延岡高校)には 国民的歌人の遺徳をしのんで胸像と、歌碑が有ります。
『幾山河、越え去り行かば 寂しさの 果てなむ国ぞ 今日も旅行く』
僅か43才の生涯で 旅先には 260くらいの歌碑が 有ると言われ 未発表の作品は9000首に及んでいます。牧水がいかに旅を愛し、人気を博したかが うかがえます。当時は流行の与謝野晶子などの 浪漫派歌人と違い、その時々思いついた事、情景が浮かぶ 世界観を 表現した 自然主義文学は 人々の心を打ちました。
『白鳥は悲しからずや、空の青、海の青にも染まず漂う』
牧水は、大層な酒豪で、一日1升もの さけを飲んだと言われ
肝硬変を患って 静岡の自宅で43才で 没したという事です。
9月17日 月命日です。  小林昭男