戦国時代の 築城の名手と言ったら、加藤清正、黒田官兵衛、藤堂高虎、それに、甲州武田家の家臣 馬場信治 ではないでしょうか。まず、藤堂高虎の築城(伊賀上野城)を見てみましょう。
三重県伊賀市上野 形式は 梯郭式平山城の 実践的な お城です。関ヶ原合戦も終わった(1600年)8年後 築城の名人『藤堂高虎』が 来るべき 大阪の人に備えて 筒井家時代のお城を改築し 豪快な城を 造りました。上野盆地の ほぼ 中央の184mの台地で 北に服部川、南の久米川、西側には 木津川の 本流が流れる 要害な地です。当初5層の天守閣が 有りましたが、暴風雨で崩壊ましたが、その後 石塁上に いろいろな 櫓を 建て立派な風格が 有りましたが、明治維新で取り壊されました。
1935年(昭和10年)昔を想像して、外観を復興させた そうです。白ぬりの お城は、白凰城とも呼ばれ 時代劇のロケ地 としても有名です。 小林昭男