2021年12月31日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 諸行無常、時は刻一刻と過ぎていきます。

令和3・12・28日 今迄聞いたことのないウイルスに 世界中が右往左往した一年が後3日で終わります。(諸行無常)の言葉通り、朝の散歩をしていて、お日様が出るのを見ていると、地球は生きている、少しずつ動いているのが よくわかります。東南の山の稜線が、だんだん金色に輝き あっという間に 日の出です。そして、みるみる回りが赤く染まってくるのです。
メタセコイヤは すっかり葉を落とし、つい最近まで、緑、赤、黄色とカラフルだった、散歩道も すっかり冬景色になりました。中でも、校舎南側にあった樹齢百年はたった、ヒマラヤスギの大木が枯れ 無残な木目を さらしています。山梨学院大学の生い立ちから、箱根駅伝で活躍した生徒の喜び、学校創設者 髭の古屋学長の演説も、聞いていたと思います。十朗川の草木も、ケヤキも、シラカシも、カツラの大木も 静かに眠りに入ります。
でも、耳を澄ますと ヤマガラや、シジュウカラの声が聞こえ シベリヤ方面から 渡ってきたと思われる、カモたちの羽音も かすかに聞こえます。一番寒い、日の出前の寒さが 通り過ぎ、師走の忙しい朝が始まりました。でも、来年は80歳になる私の肌には、この寒さは充分堪えます。小林昭男