2019年08月30日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 里の秋は心に残る素晴らしい童謡です

静かな静かな 里の秋 お背戸に木の実の 落ちる夜は ああ母さんとただ二人 栗の実煮てます 囲炉裏端
昭和20年12月24日 引き上げ擁護局の挨拶の後 川田正子が歌いました。NHKのラジオ担当者も、あまりに良い歌なので、スタジオが一瞬静まり返ったそうです。その後もNHKに感動の便りが 山のように届いたそうです。
『明るい明るい星の空 鳴き鳴き夜カモの渡る夜は
ああ、父さんのあの笑顔 栗の実 食べては 思い出す』
作詞家、斎藤信夫は 千葉県山武市で 小学校の教師をしていました。終戦を以って、自分の教育が 間違っていたことを悟り 教師を辞めた 気骨のある人です。以降、10000有余の童謡の 作詞をしています。
『さよならさよなら、ヤシの島 お船に揺られて 帰られる
ああ父さんよ ご無事でと 今夜も 母さんと祈ります。
日本の敗戦の後、母と子供達で 何万人の人が お父さんの帰りを待っていたのでしょうか。文面から言って、南太平洋に行って おられたと思います。
作曲した方は、海沼實(みのる)現、東京音楽大学、在学中に
音羽ゆりかご会を 設立し 川田正子、孝子、美智子、3兄弟を育てたほか 沢山の童謡歌手を世に出しました。
私が小学校の頃は唱歌や、童謡しか 歌が無かったので、いつも 歌っていたような気がします。注:お背戸 家の裏木戸の事   小林昭男

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