2018年06月01日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 里山のオシャレな小鳥

庭のフェンスの上で、ツーピー、ツーピーと鳴いているのはシジュウカラです。雑木林の代表の様な この鳥は他人(鳥)が掘った樹洞や、朽ちた木の 洞などに 蘚類(杉苔など)を敷き詰め その上に 動物の毛などを載せて 8個くらいの 玉子を産みます。
最近では 雑木林が少なくなったので、石垣の隙間や、公園の巣箱などで、子育てをしています。原生林の中の 樹洞を利用しているのは、シジュウカラばかりでは有りません。ヒガラ、キビタキ、コゲラなど 数種類のカラ類が 生息していますので、決して 良い住宅環境では有りません。それで、競争力の少なく、かつ、安全な人間のそばに(蛇やイタチがいない)下りて来たのかも知れません。でも困った問題が一つあります。
巣造りの時、隙間を埋め適当な水分を含む、蘚類(せんるい)がどうしても 必要ですので 1Km以内に杉林か、それに準ずる場所がないと巣造りの出来ません。鳥の世界でも、家造りは大変な様です。(この写真は、図鑑を拝借しました。)フレンズ小林