2015年02月02日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 餌がない寒いときは冬眠に限ります。

 ヤマネのアップ[1]別名マリネズミ[1]62[1]

ここ数日寒い日が続きます。 でも朝日は徐々に 早く昇ってきました。
冬至より10分くらい早くなり、日没も遅くなりました。しかし最低気温はー3,4度
と真冬の状態です。
動物の中には、こんな季節を冬眠と言う形で過ごす 賢いやつがいます。
爬虫類では ほとんど冬眠しますが、昆虫類は 卵が多いようです。
哺乳類の代表は 熊です。北海道に生息する ひぐまや 本州に生息する 月の
輪グマも 秋、たくさんえさを食べて3月中旬まで冬眠します。
本州に生息する やまねも冬眠する哺乳類です。 別名冬眠ねずみ 丸くなって
寝るので まりねずみなどと言われています。
山梨県でよく見かけるのは 八ヶ岳山ろくに多いようです。雑食性で木の実や
木についた昆虫まで食べるので 昔から山師たちは 山の守り神と言って大切
に保護してきましたが、里山の乱開発により生息数が減ってきたそうです。
1975年に 国の天然記念物に指定してから だんだん増えてきたようです。
ヤマネの冬眠は 体温を0度まで下げ 仮死状態で眠っていますが、クマは
体温も下げ、脈拍数もかなり下げますが うとうと眠っている状態のようで
冬眠の仕方がちがい 熊の冬眠と爬虫類の冬眠の 中間的冬眠です。
桜が咲く4月中旬には落ち葉の中からのこのこ起き出して交尾をし 子育ての
をして 3年の寿命を満喫するそうです。
フレンズ  小林