2015年05月12日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 夕べの空は快晴でした。

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春の大曲線と言う言葉を聞いた事があると思います。
今、北斗七星は北の空 中段上に下を向いたヒシャクの形をしています。ひしゃくの
取っ手の部分を延長しますと 牛飼い座の1等星アルクトウルス(赤い巨星)が有り
ます。その線を延長していくと ちょうど真上になりますがおとめ座のスピカ(青白い)
それを春の 大曲線と言います。
牛飼い座のアルカトウルスは 高速度星で毎秒160kmの速さで おとめ座方面に
移動しています。ハレー彗星でおなじみの エドモンド・ハレーが発見したそうです。
又、青白く輝くおとめ座の スピカは 2つの星が1つに見える【連星】で1つは表面
温度が2万度、もう一つの星は1万8千度もあるので 青白く見えます。
又、スピカの連星は 1つが太陽の1.8倍、もう1つが25倍もあるそうです。
自転も超高速で 毎秒200km(太陽は2k)付近の星を威圧しています。
全天で1等星以上の構成は 21個あるそうですが この曲線上に 2つあります。
アルクトウルスを夫、スピカを奥さんにして この星を夫婦星といいます。
5万年後には衝突しそうですので 本当の夫婦になると思います。
雄大な夜空の 星星を眺めていると 小さなこだわりは忘れて おおらかな気持ちに
なると思います。
不フレンズ  小林