月別アーカイブ: 2019年11月

2019年11月27日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 小倉山、峰のモミジ葉 心あらば


テレビや、NSNの便りも 晩秋から初冬の 景色が多くなりました。       【小倉山 峯のモミジ葉 心あらば 今、ひとたびの 美幸またなん。】 関白太政大臣、藤原忠平の和歌です。 現代風に言うと、小倉山の紅葉の葉よ もし、人間の心が解るならば 天皇がおいでになるまで、その美しさを失わないでくれないか。と言う意味ではないかと 思われます。 藤原忠平は 宇多天皇~醍醐天皇~朱雀天皇に仕えた公家です。兄時平が、左大臣、菅原道真が、右大臣でしたが 道真が失脚し 兄、時平が亡くなったので 右大臣に出世し 後、太政大臣、関白と 昇りつめ 朱雀天皇を補佐したそうです。 若い時から秀才で 朝廷が依頼した占い師は 朱雀皇太子は、美貌すぎる、兄、時平を見て、知恵が有りすぎる、道真を見て才能が有りすぎる、と言い 忠平を見て 神識才能すべてよし、長く朝廷を支えよと 言ったしうです。 特に 宇多天皇は忠平を好み、皇女順子を娶らせたと 言います。   小林昭男

2019年11月22日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 奈良京都を散策してみましょう。

日本の古都、奈良、京都 人気が有りますね。静かな佇まい、荘厳な神社仏閣 誰もが憧れる場所です。
紀元前221年、中国では 秦の始皇帝が、統一国家を造り、咸陽に 都を作りました。敵の攻撃を防ぐ為、城の形を造ったのを【都城】と言います。それから隋や、唐の時代になると 洛陽とか、長安の様な巨大な 都城が、造られました。
大和時代の日本でも、中国の 都城をまねして、都を造る動きが出てきました。藤原京(奈良県)が最初の事です。
710年には 元明天皇により、平城京と言う本格的な【都城】が造られました。中央に 朱雀大路を配し、東西に街並みを造り 東側を左京 西側を右京とし、 朱雀大路の北側に 広大な敷地を造り 大内裏とし 天皇の住まいを造ったのです。
それでも唐の 長安に比べると四分の一位しか無いそうです。
その後794年、桓武天皇は 京都盆地に 平安京を造りました。
ただの街並みではなく 山や,川や、池を自然の城壁に見立て
地名も それに合わせ【山城の国】としたそうです。
私達のご先祖様方が 知恵を縛った結果 千年の都が生まれた事に 驚きを隠せません。機
も、道具もない時代、コツコツと素晴らしい 仕事をしてきたのです。観光地に行って、ただ金閣寺は美しい、清水寺はスゴイ、だけでは無く 先人の血と、汗を 感じ取って 観光したいものです。
小林昭男

(小学館入門百科シリーズ他参照)

 

2019年11月17日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 家庭菜園も、結構楽しいですよ。

十年あまり 続けてきた仕事を卒業し、責任も、収入もすべてお返して 精神的にほっとしていましたが、何か寂しさと、脱力感に 襲われました。年賀状は半減し、毎日数十枚も来たファックスも 静かになりました。このままでは、イケないと思い 我が家の箱庭の バラの木を半分抜き 家庭菜園を始めたところ 結構楽しくなり 趣味と実益を兼ね 性を出しています。
今年はお陰様で、野菜は買いませんでした。
今、菜園には、ニンニク、えんどう豆、ホウレンソウ、白菜少々、キャベツ少々、植え終りました。
庭の隅には 可愛い野菊が少々、蝋梅のつぼみが 見えていました。午後からは、フェイスブックの お友達の原稿を見ながら 挨拶しています。こう言う生活に慣れるまでが 大変です。ボケ防止に頑張って居ます。小林昭男

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2019年11月15日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 渡り鳥も命がけです。

日本の上空も 渡り鳥が 北から南へ、南から北へ 駆け抜けています。 命がけの渡りも有ります。高度4000mと言えば人間は 酸素不足で酸素ボンベが無ければ 危険です。8000m級の山々を駆け抜ける渡り鳥は、どうしているんでしょう? アネハツルや、インドガン  彼らの呼吸器系には 素晴らしい装置が付いています。鳥の肺には 気嚢と言う空気をためる袋が有り 気嚢が 肋骨と、胸骨が連動し、肺に新鮮な空気を 連続して送って居ます。言う成れば ターボエンジンを積んだ 空冷エンジンの様です。 羽毛をまとった鳥に体は、汗で冷やすことが できないので、新鮮な空気を 体中に循環させ 羽ばたきの熱を 冷やしています。 8000m上空の空気が薄く、零下30の空をモンゴルから ヒマラヤ山脈を越え、インドまで渡って居ます。 ヨーロッパジシギと言う鳥は、6800kmに距離をスカンジナビアから アフリカのサハラ砂漠南まで 休むことなくわたります。その代償として、体重が半分になってしまいます。 又、オオソリハシシギは アラスカから、ニュージーランドまで 11,000kmを渡った、最長渡り記録保持者です。 渡り鳥は、途中で休憩するのが普通ですが、最近、沼や池の汚染、森林伐採などで、数を減らしているそうです。何故渡りをするか、色々議論があるようですが、強いものが生き残り子孫を増やすのが有力です。  小林昭男

 

2019年11月12日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 晩秋の、百人一首を一つ。

        そろそろ甲府市も 霜が降りるくらい 朝晩冷え込んできました。月下美人を家の中に入れたり、明日葉を藁で包んだりして 冬支度しています。 『み吉野の 山の秋風小夜(さよ)更けて ふるさと寒く 衣(ころも)うつなり。』小倉百人一首94番
奈良吉野の山に、冷たい木枯らしが吹きつけ 過っての都の 吉野は 寒々と寂しく 衣を砧(きぬた)で 叩く音しか聞こえない。その音が、一層吉野を 寂しくしている。そんな 詩だと思います。 注:砧(きぬた) ●衣を打つ棒 布を打って、滑らかにする道具 ●ふる里寒くは その昔吉野には、離宮があり、にぎわってたが、都が奈良に移り、さびれている。 作者の飛鳥井雅経は 安徳天皇→後鳥羽天皇→土御門天皇→順徳天皇に仕えた歌人です。 源頼朝、義経兄弟が対立した際 義経方に父、頼経が味方したので、鎌倉に追放されましたが、なぜは頼朝と馬が合い 雅経だけ都に返され 出世してきました。【新古今和歌集】の撰者にもなって居ます。蹴鞠の飛鳥井家の祖先でもあります。

2019年11月10日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 短い秋が過ぎた、学院の南側


短い秋がソロソロ 終わりを告げています。私が散歩する、山梨学院の並木も 紅葉が進み(アメリカフウ、マンサク科) 木についている葉より、地上で赤いジュウタンになって居るほうが 多くなりました。   
妻の実家で、ザクロを頂きました。少し渋みのある ほのかな甘さが、郷愁を誘います。終戦後 甘味料が無い時代、ザクロ、桑の実、イチジク、よく食べました。今食べてみると そんなに美味しいものでは有りませんが 当時は、やたらに美味しくで、むさぼり食べました。 この渋さ、甘さはの感覚は 鮒や、ドジョウが近くの川にいた時代の 何とも云われぬ 温かい 日向ぼっこをしている様な 味がして、縁側で食べています。咲き残った ブルーホーユーが こちらをチラチラ見ています。秋も終わりです。       小林昭男

2019年11月02日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 大切な日本の遺産が消滅しました。

大切な重要な文化遺産が 消えてしまいました。首里城の正殿等七棟が 焼失してしまいました。
こんな大切の文化遺産に、スプリンクラー設備施設など無かったそうですが、設置義務は 無かったにしても 沖縄の代表的な文化遺産ですので、火災の安全確保に 問題があったとしか言いようが有りません。
昔からお城には(しゃちほこ)が必ず棟の、両側についています。これは(火災予防)です。
シャチホコ(鯱)は 胴体は魚で 頭は龍や,獅子、或いは鬼の 形をしています。昔からの言い伝えで、この魚は 水を体から吹き出し、雨を降らせる 念力を持ち 火に強いと 言われています。
中国で建物の 棟につける風習があり、鎌倉時代から、神社仏閣に つけ始めたと言われています。お城につけられたのは、安土桃山時代、安土城に付けられ 広がった様です。お城を落雷や、火災から守るためです。
青銅や、瓦で造って有りますが、丸岡城は、石で造って有ります。
棟が東西になっている城は、東が雄、西が雌 棟が南北になって居るお城は 南が雄、北が雌 になって居ます。昔は、日の当たるいい場所は、男が 独占したんですね。
小林昭男
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2019年11月02日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 秋の風物詩です。

毎年この時期になると 我が家のアケビが実ります。うすい紫色の皮が割れる時が食べごろです。種だらけで 食べるところは ほとんどないですが、甘い実と、種を勢いよく ほき出す所が魅力です。
十数年前に苗を植え 東側の金網フェンスに 這わせてあります。私的には、アケビを食べるころが 晩秋です。
我が家の北側に 20号線の、北バイパスが有りますが、バイパス沿いが イチョウ並木になって居ます。楽しみに時々朝早く ギンナンを取りに 行っていますが、今日が最後の 収穫の様です。自然界の贈り物、今年も有難う 御座いました。  小林昭男
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