月別アーカイブ: 2018年10月

2018年10月22日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 秋晴れの夜は、星を見ましょう。


久 しぶりの星空でした。南の空中間に オレンジ色に輝く火星、西には わし座のアルタイル、北、少し高い所に カシオペア、その下には北極星(ポラリス)北東中間には 御者座のカペラ、その右側(東)には、おうし座のアルデバラン。皆、見やすい星ですので、すぐ解ります。

カシオペアの上(天頂)には アンドロメダ座が有りますが、都会では 解かりにくいと思います。そのアンドロメダ妃の 腰のあたりに、あの有名な アンドロメダの大星雲(銀河)が有りますが、地球から 230万光年はなれているので、4等星くらいしか見えないので、望遠鏡でも わかりにくいと思います。アンドロメダ大銀河は、私達の太陽系が有る、銀河系宇宙(島宇宙)の 3倍もある大きな銀河だそうです。たなみに 私達の銀河系宇宙は 端から、端まで(直径)は 10光年、中の恒星は 2000億個あるそうです。アンドロメダ大銀河の 大きさが解ると思います。      秋の夜長、壮大な宇宙の一端を見て、こまごました、日常の出来事を、一瞬でも忘れて 100年前200年前の、星の輝きを見るのも 一興だた思いますが、如何でしょうか。
フレンズ小林
左から、アンドロメダ銀河、我が地球がいる銀河、火星

 

2018年10月20日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 美しいにほんごを大切にしましょう。

最近日本語の中にカタカナが多くなってきた様な気がします。
インスタ映えしてる? ウッソー え、マジで なんて話をしています。カルスポ、インバウンドの人たち、ベスト、レビューアーが決まる ボートミーツガール、数えれば きりが有りません。もちろん、意味が解っている人も いる方の方が 多いと思いますが、私は 勉強不足で解りません。
車の広告パンフレットにも、カタカナが使って有ります。
ゴージャスな、ボデーライン、アウトドアーしてみませんか。 小池知事も、お話の中で、良く 横文字を使って居るようですね。私達日本人には 素晴らしい、日本語が有ります。日本人は、文明開化が始まった 明治以降 舶来言葉が好きになったようです。外国のものを 尊敬する風潮がその頃から 生まれたような気がします。
長い歴史の中から生まれた、美くしく、優雅な日本語を もっと 大切にしなければならないと 私は思っています。
それでは グッドバイ。 フレンズ小林

2018年10月20日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 落ち葉も渡す立ちの役に立ってます。


先日 清里高原ホテルに一泊し 散策してきました。まだ紅葉には早いようで、10月中旬以降が見ごろでした。

【葉、落ちて、根に帰す】と言う言葉が有ります。
木は、自分の葉っぱを落とし、自分の成長の 栄養にすると解釈できます。でも、山を歩いていると、一本の木の下には、いろいろな木の 落ち葉が 集まっています。多分、北風や、木枯らしによって、噴き寄せられたのでしょう。木々は、肥料の交換をしているのです。いろいろな葉っぱの肥料を、分かち合っているのです。
ツバキなどは、葉っぱが重く飛ばない様に、自分の身は、自分で守る 木も有ります。また、朴(ほう)の木は、葉っぱが大きいので、まず真下に落とします。それから乾燥すると、大きいゆえに あちらこちらに、風に吹かれて 飛び歩き どの木の肥料になろうかと、考えているものも有ります。
自然を見ていると 皆で、分け与えて、助け合って生きていることを 教えられます。
たかが、枯葉の話ですが、いろいろな考え方があって、人生に 参考になることが 有る様な気がします。
人間は この大自然の中にほんの一部です。自然を大切に、自然に学ぶことは、大切な事だと思います。  フレンズ小林

2018年10月15日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 秋を待ち望んでいた動物


秋たけなわ、この涼しさを 待っていたのは 人間ばかりでは有りません。

寒冷地に住む、トドや、オットセイ、アザラシも待ちわびていたと思います。暑さに弱いのは、寒冷地住民の 皮下脂肪(20%から40%)に覆われた、耐寒性の体に有ります。
海獣たちの 生殖場所は、極地から温暖な地域まで、地球全体に広がり、いろいろな 知恵を絞って生活しています。 地球全体の気温 プラス40℃から マイナス45℃まで開きが有りますが、もちろん水温は 0℃から30℃位になると思います。温血動物の 海獣の体温は 37℃位ですので 体温維持が大変です。
でも、彼らは身体の形が、紡錘形の為、体重に対して 体表面積が少なく 体熱の放射を 防御しています。また、血管が特殊で、静脈を動脈でからみ、温かい血液と、冷たくなった血液の 熱交換作業が 出来ているのです。ですから、 氷りの上で、寝ていても、氷が溶けてへこみ 海に落ちる心配はないのです。
この様に海獣は、厳しい環境に適応した、進化を遂げていたので 基本的には、陸上の動物と何ら、変わっていない様でです。よくまあ、あの冷たい氷りの上で、と思いますが、ご心配には 及びません。  フレンズ小林

2018年10月13日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) もっとハングリーに

私は今年 仕事から引退しましたが、各種、会合には なるべく顔を出すようにしています。年のせいかも知れませんが 最近の、議論を聞いていますと、若い方々に 迫力を感じません。繊細な言いまわしで、無難に 運んでいますが、もっと、大胆な発想を 堂々と述べる習慣(勇気)を つけてほしいものです。
一つの物事を成就(成功)させるには 幾つかの方法が有ると思いますが、一つには まず自分の経験や、ひらめきで、成功を確信して 初める。二つには 慎重に調査、検証をして、間違えなく 出来る事を 確認してから始める。
どちらも 正しいようですが、後者は、遅れを取る様な気がします。
走りながら、考える事も、時には楽しいものだと 思いますが、如何でしょう。少し軽はずみでしょうか。
私達は、高度成長期に 仕事をして来ましたので、ゆっくり考える余裕が なかった習慣が 付いているかも知れません。
でも、あまり、慎重すぎても トンビに油あげを さらわれることも有りますから。
最近は10才違っても、年の差を感ずるようになりました。
フレンズ小林

2018年10月08日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 昔から月には物語が有ります。

 


日本には 月に関する、お話や、和歌が有ります。地球に一番近い天体で、満ち欠けが 良く解るので、対象にしたかったのでしょうね。

【天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に いでし月かも】
ご存知の、百人一首、阿部の仲麻呂の望郷の詩です。
祖父は、飛鳥時代に活躍した、阿部の比羅夫、父親も朝廷に仕えた 役人の家系です。698年奈良県に生まれ、小さな時から学才に優れ 19才の時 留学生として、遣唐使と共にと共に、唐に渡り、勉学に励み 15年も掛る 科挙(かきょ)の試験に、5年で合格 官僚として、玄宗皇帝に仕えました。もちろん、楊貴妃とも、顔を合わせた事も有るかもしれません。
日本に帰りたく、何回か出航しましたが、台風や、暴風に見舞われ、かないませんでした。現地で、72才の生涯を閉じたそうです。(770年)
李白や、杜甫などの 文化人と交流が深く、中国では名を上げました。この歌は、渡航の準備が出て、壮行会の時、故郷の 大和(奈良県)を思って歌ったと言われています。
ここでみる月も、あの、三笠山で見た月も 同じ月なのに、こんなに離れている 早く帰りたい。と言っているようです。秋の夜長、小倉百人一首でもひも解いて、奈良、平安時代に活躍した歌人の 季節の詩、恋の歌を 見るのも一興でしょう。右下:西安、興慶宮阿部仲麻呂記念碑   フレンズ小林

2018年10月05日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 日本で初めてノーベル賞の候補になりました。


先日ノーベル賞を頂いた、本庶佐博士が 20数年の研究が世界に 認められました。日本で最初にノーベル賞候補に挙がったのは、千円札の人 野口英世です。1876年
(明治9年)福島県猪苗代で生まれ、一歳半の時 囲炉裏に落ちて、左手に大やけどをして 手が棒の様になりました。小学校の時、お母さんや、恩師、友人の援助を受け 施術を受け 指が動く様になったので、医師を目指して ほぼ、独学で医師免許取得したそうです。しかし、左手の火傷がひどく、臨床医にはなれず、医学学者(研究者)の道に進みました。

まず、必要な事は、語学でした。1896年 医術開業試験を 受ける為上京 医学、英語、フランス語、ドイツ語を学び 全てに合格しました。
1900年 アメリカに渡り、ペンシルバニア大学で、(蛇毒)の研究 カーネギー学院より(蛇毒研究)を出版 続いて、(梅毒)の血清診断の論文を発表、注目されました。1914年ノーベル賞の候補になりました。1919年 黄熱病流行の、メキシコ、ペルーに渡り活躍 この年も ノーベル賞候補になりました。
1928年(昭和3年)西アフリカ、ガーナ、アクラで 研究中の 黄熱病に感染、同地で亡くなったそうです。51歳でした。日本には、素晴らしい研究者が たくさんいます。その 研究者たちが 安心して研究できる 環境を作ることが、重要ですね。
フレンズ小林

2018年10月02日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 木星を見よう。


昨夜は久しぶりに 星空が綺麗に見えました。北側から、カシオペヤ、カペラ、東側のアルデバラン、真上から西側に夏の大三角、でも、一番きれいに見えたのは なんと言っても木星でしょう。真南中間に しっかりと光っていました。ご存知の様に 恒星は 自分で光を出して 燃えているので, チカチカ 輝いていますが、惑星の木星は、太陽の光を反射して 光っているので、光りっぱなしです。

太陽系では 9個の惑星の中で、ずば抜けて大きな 質量をもち、大きさも 太陽を1mの大きさにすれば、木星は10cm 有ります。因みに 太陽の中に木星は、1000個入り、木星の中に 地球は1300個、入る計算になります。
木星の表面は、水素と、ヘリュウムの ガスの塊で表面温度はマイナス140℃と 極寒の世界です。地球と太陽の距離の5.2倍あり 光の速さで43分かかるそうです。
木星には お月さん(衛星)が 69個有りますが、もう少し増えそうです。ガリレオ、ガリレイが望遠鏡を発明(1609年)してから、いろいろな学者が研究していますが、まだ、解らなおことがいっぱいあるそうです。
理屈抜きで、澄んだ星空を観察すると、何千年前の光を見る事が出来ます。ベランダから、双眼鏡で みる世界は 格別です。この写真は、ボイジャー宇宙探査機が撮影し、NASAアメリカ航空宇宙局が発表したものです。
フレンズ小林

2018年10月01日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 冬に備えてモグラも活発に動いています。


モグラもソロソロ 冬支度を 始めるのでしょうか。否、モグラは 冬眠しませんので 冬支度はしません。春、温かくなってくると 畑にコモモコと砂 が盛り上がり、活発に動くようになりますが、寒い時期は 穴を深めに掘�って、寒さの為、深く潜った ミミズなどを食べています。

モグラの毛は、ビロードの様な、繊細な、柔らかさを感じ 思わず、触りたくなる、感触です。一般の獣や、鳥類などは 前から後ろに向かって 流れる様な、毛流になって居ますが モグラの毛は、肌に対して 直角に、しかも密生して生えています。細い穴の中で ミミズなどを 引っ張り出すとき前後に体が動くと 便利だからです。また、毛が汚れると 皮膚病に なる可能性が有るので、直角に生えた毛は、細い穴の中を 動き回るだけで、汚れが落ち、常に清潔に保っていられます。小動物にとって、毛を清潔に保つことは 生命維持のためにも 不可欠です。体温を保つこと、少しの傷でも 命を落としかねないのです。
いつも、土の中の虫やミミズを 追いかけているので、太陽は苦手の様で、目は退化して、明暗くらいしか感じませんが、鼻は進化して(アイマー器官)接触しただけで、見分ける事が 出来るそうです。農家の人は、にっくきモグラですが 彼らも この自然界で 一生懸命生きています。フレンズ小林