月別アーカイブ: 2021年2月

2021年02月26日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 不老園の梅が満開です。

風もなくポカポカ陽気に連れられて 不老園に行ってきました。酒折の宮の北側に 位置する不老園は 甲府市内の呉服商 七代目奥村正右衛門 明治30年別荘として 自然を利用し、造成したそうです。
氏は、北海道を除く 日本中を行脚、紅梅、白梅、豊後梅、夫婦梅などを集め、梅園を造りました。自然の地形を利用して、大岩、小岩、堀、などを作り 梅の木のほかに 桜、ボタン,南天、つつじなど 30年以上かけて一大庭園を造り 今ではその数 2,000本以上になっているそうです。大正13年86歳で亡くなり その後は  5人の息子に受け継がれ、昭和40年 財団法人奥村不老園とし 現在に至っています。
不老の門に入り 奇岩、名木の間を 逍遥して 長生きの庵に至る。 この中国の故事から 不老園と 命名したそうです。
中には、あずまやがあり 味噌おでんを食べ 春の日をいっぱい浴びて帰りました。
小林昭男

2021年02月24日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) ほおれん草を収穫しました。

家の小さな家庭菜園で 11月に植えたホウレンソウ、この冬は雨(雪)が少なく 成長が遅かったホウレンソウが 今になって成長してきました。早速バターを引いて、卵とじにして 日本酒のあつかんで頂きます。
ついでに、近くの園芸店で、そら豆、イチゴの苗を買い 植えました。あんなひ弱な苗から 大収穫を願ったら、ばちが当たるでしょうか。あまり寒くならないように 祈るばかりです。
小林昭男

2021年02月22日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 北斗七星を見よう

ここ二、三日季節風が吹き、夜は冷え込んで居ます。こんな日は夜空が透き通って 星座がきれいに見えます。見どころは北斗七星(大熊座)でしょう。北北東正面にヒシャクが立っています。ヒシャクの深さの5倍くらい左に 北極星(こぐま座)その左にはカシオペア座が綺麗な Wの形に見えています。

前にも書いたように北斗七星という星座は無く 大熊座の尻尾から腰の部分が北斗七星です。ですから、大熊座は、とんでもなく大きな星座です。全天88個もの星座の内 3番目に大きい星座です。
ギリシャ神話によると、大熊は、月の神アルテミスの侍女 カリストで、美人で評判でした。大神ゼウスは その美しさに魅かれ、恋に落ち 子供を授かれました。怒り狂ったゼウスの妻ヘラは、カリストに魔法をかけ、大熊に代えてしましました。大熊にされたカリストは悲しみのあまり 森の奥に消えました。それから20年の月日が経ち 赤ちゃん(アルカス)は 成人し、立派な狩人になり 森で狩りをしていた所 大きなクマに出会い 矢を放とうとした時、大熊は、自分の息子と解かり 手を広げて近づいて来ました。その一瞬竜巻が吹き 天に上り、アルカスは子熊になり、母の大熊は 子熊(北極星)の周りをまわって一緒にいます。これは大神ゼウスが 息子が母親を 弓で射るのを、気の毒に思い 星座に上げたそうです。ですから北極星のこぐま座を、北斗七星の大熊座は 永遠に見つめあい、離れないようになっています。

地上ではコロナ禍で、ストレスのあまり いじめや性暴力もあるようです。そんな時は北斗七星や、北極星をみて こころを和ませてください。(一部つるちゃんの写真参照)    小林昭男

2021年02月16日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 梅の花は春を待っています。

2月16日、昨日と一変して雲一つない 快晴になりました。が北西の季節風が 吹き荒れています。2月はこんな日々が多いようですね。【雪裡梅花】曹洞宗酒井大岳師文章参照 雪がさらさらと 降る中、梅の花は 寒さに耐えて、咲く準備をしています。公園でも、里山でも 梅の木や他の いろいろの木々たちは 同じようにこの寒さに耐えて、春の準備をしています。
こんな光景を見ると、誰でも、「もう春はすぐそこに来ているよ」と声を掛けたくなりますね。そんな時 雪裡の梅花が 自分の心の中に 咲き始めているのでは ないでしょうか。
私たちも人生において 花を咲かそうと思う時、厳しい嵐や雪に 煽られようとも 明日という 希望に満ちた春を信じて 揺るぎない、確固たる一歩を 踏み出したいものです。

去年、今年、コロナウイルスに戦いを 皆さん挑んでいます。私たちの一層の努力で この難関を突破しましょう。この梅の花の様に。   小林昭男

2021年02月10日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 女性は大切に  針供養

森元首相が 女性蔑視の発言で批判され、昭和は遠くなった と言われています。どっこい、昭和より昔から 行われている行事、沢山あります。2月8日は針供養の日です。折れたり、曲がったりした針を供養する日です。今はほとんど 行っていませんが 私の子供のころは、ズボン、下着、靴下、破れた個所を 母が、縫って修理してくれました。靴下の底の穴は、中に電球を差し込んで、縫っていました。いたずら盛りの子供たちには、針と糸は 欠かせません。
関西では12月8日 関東では2月8日 いつも硬い布を縫っているので、コンニャクや、豆腐に 針を刺して供養します。
今は、使い捨ての時代 靴下や、下着を ツギをあてて着ていれば 笑われてしまします。でも、その時代は皆さんが 当たり前に着ていた時代でした。ものを大切にした時代、忘れてはいけませんね。森さんも、お母さんが 夜なべして、靴下や、下着のツギあて

し、早朝の温かいお味噌汁、作ってくれたんですよ。 お母あさん(女性)に 感謝しなさいよ。   小林昭男

 

 

2021年02月09日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 早春賦、梅一輪一輪ずつの温かさ。 

昨日まではポカポカ陽気、今日は一転して北西の季節風 寒い日になりましたが、薄紙をはがすように、春になるんでしょうね。
♫ 春は名のみの 風邪の寒さや
  谷の鶯 唄は思えど
  時にあらずと 声も立てず
  時にあらずと 声も立てず ♫
私の小中学校の時は、テレビがまだ 普及していなかったのでラジオ専門でした。ピーピー、キューキューなるラジオの音を調整し、聞いていました。2月に入るとよくこの歌が流れていました。
♫ 氷融け去り 葦はつのぐむ
  さては時ぞと 思うあやにく
  今日も昨日も 雪の空
  今日も昨日も 雪の空 ♫
【早春賦】を作詞した 吉丸一昌は 東京音楽学校の教授で 尋常小学校唱歌の編集委員もして活躍していました。以前行った事のある 長野県穂高高原の 風景を思い出して 作詞したそうです。
奥様の実家(大分県)には、一昌の記念館があります。
作曲者の 中田章も 東京音楽学校(現、東京芸術大学)の教授で、45歳の若さで亡くなったので 作品はあまりありませんが、大正時代、昭和初期に活躍した、作曲家です。

めだかの学校、小さな秋見つけた、夏の思い出などを 作曲した中田喜直のお父さんです。中田章の肖像写真です。   小林昭男

 

2021年02月07日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) オリオン座が西に方もいてきました。

食事が終わった夜8時 ベランダから見える 星の動きが 冬から抜け出そうとしています。冬中、東の空から 天頂に楽しませていただいた星たちが 天頂から西空に移っていきます。
オリオン座三連星を真ん中に 赤い巨星ベテルギュース(3500℃)青白く輝くリゲル(2万℃)は天頂に移動し その先にはおうし座のアルデバラン(橙色巨星)が見えます。
オリオン座の下には、シリウスが、ダイヤモンドのように、青白く光り輝いています。
シリウスは あまり大きくない星ですが 表面温度が 2万℃もあり、地球から8.6光年しか離れていないので 明るき大きく青白く輝いて見えます。私の説明よりぜひ、夜空を見てください。壮大な宇宙が 少しずつ西に動いています。風邪をhかないようにして。
小林昭男