令和3・11・23日 雨上がりの今日の散歩、寒くなりました。周りの山も、十朗川を渡る風も、すっかり冬にバトンタッチです。
山梨学院大学の南側、メタセコイアも、すっかり茶色に染まり、今までの面影は有りません。ケヤキの大木も、アメリカフウも、はらはらと散っています。校舎の南にあるトウカエデは、ほとんど葉が落ちて 地面を赤く染めています。最近は春と,秋が 短くなったような気がします。こんな初冬になると 1200年ほど昔 中国蘇州の景色を歌った 張継の詩を思い出しました。
【月落ち カラス啼いて霜天に満つ
江楓の漁火 愁眠に対す
姑蘇城外の寒山寺 夜半の鐘声 客船の至る】
張継の 楓橋夜泊 皆さんご存じの有名な詩です。高校生のころ、暗記させられました。
夕方 カラスの鳴き声と共に 一面、霜に、覆われそうに 寒くなります。川沿いの柳や、漁火が 旅に疲れた目に ちらつきます。 うとうとしていると、蘇州郊外の寒山寺から 夜半を告げる 鐘の音が 私の乗っている船の客室まで 聞こえてくる。そんな詩でしょうか。因みに、寒山寺は、蘇州郊外より5Km位離れた 臨済宗のお寺です。
私は昔から秋から冬に移り行く この季節は好きではありませんでした。やはり、春から夏の暑さが大好きでしたが、最近は時間があって、過去のことを考えていると 趣があっていいかな、と 思うようになりました。小林昭男
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