2015年10月24日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 天守閣が無くても 昔を偲ぶお城もたくさんあります。

smap[1]oka_01[1]萩城

城郭建築が各地でその大きさと美しさを競うあった、安土桃山時代 日本の
ルネッサンスと呼ばれています。ヨーロッパでも 暗い中世を抜けて明るい
人間らしさを求めて ダビンチや、ミケランジェロなどの芸術家を生み出し
た(14~15世紀)時代と似ているからです。
古代や中世は 神や仏のために巨大建築を立てましたが近世 特に安土桃山
時代では 人間のために建築したような気がします。しかし今わたくしたは
そうした立派な天守閣などがなくても石崖や土塁だけでも 往時を偲ぶこと
ができると思います。仙台城「青葉山城)、萩城、岡城など 現在はその姿
見ることができませんが いろいろな人間の歴史があり 見学者が絶えない
そうです。
春 高楼の花の宴 めぐる杯影さして 千代の松ヶ枝分けいでし 昔の光
今いずこ。 土井晩翠が 荒城の月を作詞したのは 仙台城址だと言われて
います。また、作曲した 瀧廉太郎は 岡城の二の丸跡を散策しながら
作曲したといわれています。
建物が何もなくなっている城跡にも 人の心をとらえてやまない美しさが
潜んでいるのでしょう。 荒城の月 良い歌ですね。
フレンズ 小林