2019年01月02日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 野生豪物は、人間だけのものでは有りません。


哺乳類(一部)も 爬虫類も 雪が降って食物が無くなる、寒さで動けなくなると 冬眠に入ります。シベリアのツンドラ.タイガに住む、(クズリ)は冬眠しません。外気温が下がれば 体温を奪われます。そこで動物は、体温を保とうとして、断熱材で 体を囲い 熱を奪われまいとします。この毛皮を 人間が利用して、エリマキや コートに 使用することは ご承知の通りです。

ミンク、リンクス、カワウソ、テン、と言った代表的な毛皮獣の冬毛は 厚く,下毛と 上毛が二重になって抜群です。
市場に出せば 即座に 高額で取引されます。しかし、あまり知られていない(クズリ)の評価は 抜群です。
すごい、悪臭で知られる(別名、スカンクベアー)クズリ、 子ネズミから、ヘラジカまで 有りと あらゆる獣を食べる、猛獣です。
しかしその毛皮は、どんな低温の中でも、凍り付いた雪は、さらりと落ち、エスキモーのフードには欠かせないのです。
-40℃の中でも、汗ばむくらいの 断熱効果だと言う事です。
最近では、どの国へ行っても 暖房が聞いていて 毛皮の必要性が、変化しています。
断熱性など関係ない ヒョウ、ジャガー、オセロット、等の 毛皮が、ファッションとして需要が伸び これら熱帯の美しいネコ科の動物が、絶滅の被害にあっているようです。   小林昭男