2014年12月02日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) ロゼッタ探索機が彗星の着陸に失敗したようです。

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2004年 欧州宇宙機関(ESA)が打ち上げた、彗星探査機が 長い冬眠から醒めて 2014年復帰しました。 太陽から3億キロ位遠くなったので発電量が少なくなり心配 していましたが、冬眠から醒め各部品が機能を始めたそうです。 今年五月 ついにチュリュモ ゲラシメンコ彗星(以下T,G彗星と呼ぶ)到着しました。 同10月 着陸地点を決定し、11月12日 彗星着陸機フェラエを彗星の表面に下ろしましたが 岩石の割れ目に入り 斜めになったようです。 現在姿勢の制御をしているようですが、時間が掛かっています。 T,G彗星はほぼ太陽と同じ時期に 誕生していると思われているので その含有 物質を採取することにより 地球などの惑星の誕生の様子や 地球に生物が発生 した状況等が 解るかも知れません。 昨年日本でも はやぶさ1号機が いとかわ小惑星に着陸しましたが引力が極端に 少ないので制御不能になり 砂の採取が出来ませんでした。 たぶん明日、はやぶさ2号機を打ち上げ、3~4億kmはなれた小惑星に向けて出発 します。今度は特殊な装置で 惑星の地面を爆破して 岩石を採取するそうです。 成功を祈りましょう。            フレンズ 小林