2018年06月09日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 日本一大きかった江戸城

日本最大のお城、江戸城を覗いてみましょう。15世紀 関東騒乱で、江戸氏が没落した後 1457年扇谷上杉の家臣 太田道灌が江戸城を建築しました。中世の頃、道灌の城として 有名になり中城、支城、外城、も完成しました。道灌の死後城は荒れ果て 1590年徳川家康が 入城した時は、土塁と、板葺きの 館らしきものが 有ったそうです。家康は、築城工事にかかり 1603年、征夷大将軍になってからは 江戸幕府の本城として 拡充が次々と進みました。二代将軍秀忠、三代将軍家光と 50年に渡り、完成させたそうです。(元名古屋工業大学教授加藤工学博士著)
江戸城築城の過程を 四つに分ける事が出来ます。
 1)1590年、家康が入城し 道灌が造った城郭の整備、 新たに西の丸の築城。
 2)1603年 征夷大将軍となって、秀吉の築いた大阪城に対抗し、天守閣を設け 豊臣家を、威嚇した。
 3)1617年 大阪夏の陣で勝利し、秀忠は 平和の象徴として、威嚇した 天守を築き直した。
4)1633年 家光は外郭を広げ 全国制覇した城郭にした。
しかし、この史上かって無m城郭の、江戸の大火(明暦の大火)で、ほとんど焼け落ちました。その後、本丸は建てず重要な文化財もあまり残って居ません。伏見やぐらや、大手門など復元したものも かなりあるそうです。
フレンズ小林