2015年06月10日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 旬の食材いんげん豆をいただきました。

家庭菜園をしている方に いんげん豆をいただきました。初夏の香りが漂い
爽やかな甘味と、歯ごたえが 最高でした。
いんげん豆の原産地は 確か南アメリカだと思います。それからヨーロッパに渡
り、ユーラシア大陸を横断して 江戸時代に中国から 隠元禅師により日本に
もたらされました。 禅師は中国 明時代の僧侶で 早くに父親を失い 10歳で
仏門に入
、厳格な修行と、博学な知識を併せ持った禅師は 日本の招聘で来
日 4代将軍 家綱、宗派を超えた仏教会につながりを持ち 再三の帰国命令を
無視して 日本に滞在し 82歳の天寿を全うした人です。
いろいろな野菜ものを母国中国より取り寄せ 日本の農業にも貢献しました。
中でもお茶の飲み方を変えたのは有名です。 それまで日本のお茶の飲み方は
抹茶が主流を占めていましたが、煎茶を普及させました。 変な格式をやめ 庶民
が、気軽に急須(きゅうす)でガブリと飲み、ご近所にお邪魔して熱いお茶を飲みな
がら色んな話
に 花を咲かせるのも 隠元禅師のおかげだと思います。
いんげんヤカンを造ったり、木魚の形を変えたり (従来は魚の形だったが現代の
丸い形にした)常に新しいことを考えて 行動した人だったそうです。
隠元禅師は江戸時代の人ですが、今でも日本の生活の中に生きていると思います
フレンズ 小林