2014年09月25日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) 秋の夜長を有効に使いましょう

本棚を整理していると昔読んだ 『島崎藤村』の詩集が出てきました。
明治30年 有名な詩集(若菜集) 明治34年 私たちが良く知っている
千曲川旅情の歌、や 椰子のみなど が入っている落梅集などの詩集
で有名になりました。 中2か中3のとき 暗記させられた記憶があります

小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ。 緑なす繁縷は萌えず
若草も敷くによしなし しろがねの衾の岡辺 日に解けて淡雪流る。
麦の色わずかに青し 旅人の群れはいくつか 畠中の道を急ぐぎぬ。

岐阜県中津川の 代々名主の家に生まれ 江戸時代から 明治に
移る 激変の時代を 自然主義の美し

あたたかき光はあれど 野に満香りも知らず 浅くのみ春は霞てい表現で詩集から 小説に
破壊、春、家 など すばらしい作品を残しました。昭和18年連載
を書きながらなくなりました