昨年の8月、巨大彗星が太陽系に向かって進み、もしや 太陽系の星と 衝突するかも知れない と心配したボリソフ彗星、12月28日に地球に接近し(3億Km)火星と、木星の間を通って、宇宙に去っていきました。
太陽系以外から来た彗星は、初めてで、時速15万キロ~17.7万キロの猛スピードだったそうです。燃える尾の長さは、地球の直径の14倍(地球の直径1.3万㎞)も有りましたが、核の直径は1000m位で、予定していた大きさより、15分の一でした。
太陽系内の彗星は、又、何年後にか戻ってきますが、この彗星は、どこから来たのか、どこに帰るのか まだわかって居ないそうです。
今度の快挙は、ハッブル宇宙望遠鏡の性能の開発による快挙ですが、何時、どこから来るか解らない 彗星は非常に危険です。
地球に衝突する 恐れ場有るときは、宇宙の前方で 抹消する必要に 迫られています。(写真はアメリカ航空宇宙局の資料参照) 小林昭男