2018年08月26日 (投稿者: 株式会社フレンズ ) NASAが太陽挑戦しています。


NASAが太陽に向けて 調査機を打ち上げました。フロリダの ケープカナベラル基地から 8月12日でした。過去にも 惑星探査を していましたが、太陽観測は 初めてです。それは、燃え盛る 灼熱の太陽へ 近づけなかったからです。

やっと、炭素複合材料の 耐熱シートが開発され 1371℃まで 耐えられる様に なったから 計画が実行できました。
探査機の名前を 1958年 太陽風を 理論的に予言した ユージン、パーカー博士にちなんで、パーカーソーラープローブと 名付けました。
金星の重力を利用し、軌道を変えて 周回しながら 11月ころ太陽に 接近します。今回は 600万kmまで 大接近します。
今回の探査の目的は なぜ、表面温度が6000℃しかないのに
周りのコロナが 200万℃も有るのか。 噴き出した太陽風が 秒速数百キロに 加速していくのか。 プロミネンスが、高さ 20万Km (最高80万km)になり、宇宙に消えていくのかなぜか。
地球の磁場に どのような影響が有るのか、等々 様々な成果が期待されています。今、人類では、カーナビから、軍事産業まで、電波を使用することが 多くなりました。太陽の黒点の影響で、産業構造が ストップすることさえ ある時代です。問題の究明が 少しでも明らかになる様、願うばかりです。 フレンズ小林